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インフルエンザワクチン 予想外の効果

2023年10月24日  

涼しくなってきましたね。
長袖パジャマを 買い換えました。
かぜをひかないようにしましょう。

 

さて、
インフルエンザワクチンの接種が はじまっています。
感染予防、という意味では 今年はインフルエンザ流行が早くから始まっていますので
可能なかぎり早めに受けるほうがよい、と思われます。
基本的には予約制ですので、電話、あるいは直接 窓口で 予約をしてください。

 

感染予防、という意味合いとは別の効果も 報告が出てくるようになっています。

インフルエンザワクチン接種はアルツハイマー病予防にもなる?
感染対策ONLINE 著者:渡辺 彰  2022/8/1
https://www.kansentaisaku.jp/2022/08/3834/

最近、インフルエンザワクチンの接種がアルツハイマー病の発症リスクを下げるという興味ある報告が出ました。
(中略)
追跡期間中にアルツハイマー病を発症したのは、ワクチン接種群で5.1%(4万7,889人)、未接種群は8.5%(7万9,630人)であり、発症は40%低下すると見込まれました。
(以下、略)
***

 

インフルエンザワクチンがアルツハイマー型認知症の発症を抑えるメカニズムは、まだ不明ですが、
一般論的な説明としては、
「ウィルス感染症は全身病であり、脳にもダメージを与える。
ワクチンで感染を予防、あるいは 重症化を予防することで、脳のダメージを抑える。
その結果として認知症の発症が低下しているのではないか。」
ということです。

認知症になりたくない、と思われるならば
インフルエンザワクチンは受けておく、というのは いいんじゃないでしょうか。
受けておいて 損になることは まずないと思います。

論文の原文は以下。
Risk of Alzheimer’s Disease Following Influenza Vaccination: A Claims-Based Cohort Study Using Propensity Score Matching
J Alzheimers Dis. 2022;88(3):1061-1074. doi: 10.3233/JAD-220361.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35723106/

 

いただきものです。
古江のいちじく
今シーズン、ほぼ最終の出荷のようです。

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