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通常の不織布マスクで十分です

2014年12月22日  

今日も平野部以外は路面凍結だそうです。
凍結にはスタッドレスも効果あまり期待できません。
国道は大渋滞になる可能性が高いですね。
余裕をもって行動しましょう。

さて、
冬休みに入りますので
流行の動向指標がわかりにくくなるのですが、
おそらく今週かなり患者数が多くなると思いますので
御用心ください。

マスクをしている人も増えてきています。
毎年書いていますが
高価なマスクに効果がある、とは思わないでください。
一般市民の方は普及品の不織布マスクで十分です。

インフル対策にプロが推薦する高機能マスクは「装着感が命」
NEWSポストセブン 2014.12.21 07:00
http://www.news-postseven.com/archives/20141221_293700.html
ドラッグストアやコンビニでも様々なタイプ・価格のマスクが売られている中、どんな商品を選んだらいいのだろうか。

商品によって『ウイルスの侵入を99%カット』などと書いてあるものもあり、フィルターの性能上は各社の試験通りです

しかし、いくらマスク自体が高機能でも、顔にピッタリと装着できなければ全く効果がないという。

「鼻や頬の横、顎などから空気が漏れ込んでしまうようなマスクを選べば捕集効率は0%になってしまいます。顔の大きさや形は人それぞれ違うので、価格や機能よりもまずはフィット感で相性のいいマスクを探し出すことが重要です」
***一部引用


我々医療者は、新型インフルエンザの時などには
N95マスクという高機能マスクを装着します。
簡単に言えば、フィルターの目の非常に細かいマスクです。
目が細かいのでウィルスなどを通過させにくい。
しかし
フィルターの目が細かい、ということは
「息がしにくい」
「マスクの横から空気漏れを起こしやすい」
ということを意味しています。
ですから
私たちは こうした高機能マスクについては
必ず「フィッティングテスト」をおこないます。
マスクをきっちり顔に合わせる訓練をおこなっているのです。

空気が横から漏れるようでは
フィルターの意味がありません。
高機能マスクで目が細かければ細かいほど
息がしずらく、横から息が漏れやすいです。

一般の方に、きちんとマスクフィッティングすることは無理だろうと思います。
まして、装着後の息苦しさで 5分間程度しか正しく装着を続けることも出来ないだろうと思います。
高機能マスクは宝の持ち腐れ。
ふつうの普及型不織布マスクで十分です。
「高価なマスクのほうがいいだろう」とは思わないでください。


【正しいマスク装着方法】(厚生労働省リーフレット「インフルエンザ一問一答」より引用)
〇鼻と口の両方を確実に覆います。   
〇ゴムひもを耳にかけます。
〇フィットするように調節します。
注:マスクは隙間の無いようしっかりと鼻・口元・あごを覆ってください。


たかの橋 珍味
青菜いため。野菜メニューがたくさんありますので、うれしい。

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