同じお題で書きましょう「広島」
緩和ケア薬剤師です。
緩和ケア医と一緒に在宅療養中のお宅を定期的に訪問して
症状などから
お薬の形や数、mgなどの規格を検討したり
いつごろ飲んでいただくのがベストか考えたり
食欲との関係で薬を減らす提案をしたりと、
薬剤師らしい仕事もしています。
いちばんわたしらしい仕事は、
手を握ってにっこりすること。
その方が昔しておられた仕事や
通われていた学校の話をしてもらうことです。
楽しかったことを話してもらいます。
そして、聴いておかなければならないことを聴かせてもらいます。
ピカの時はそこで何をしておられましたか。
どこへ行かれるところでしたか。
何をごらんになりましたか。
本当に、私たちの街広島は
「生きてがんばってこられた多くの市民の力でできている」のだと、
毎度思い知らされます。
いらん人なんかいません。
なんもせんでも、
あなたのおうちで生き続けて
私どもにあなたの生きてこられた広島の話をしてください。
語ってください、と願いながら。
私どもはきっと
広島の復興を支えてこられた人々を、
おだやかにしずかに見送るために
ここにいるのだと思います。
広島の未来をささえる
遺されたご家族に寄り添うために
ここにいるのだ、と
夕暮れになると強く感じるのです。
広島の夕暮れは、毎日違う姿を見せます。
世界が平和でなければ
家族で、亡くなる人の手を握って
「ありがとう」とつぶやくことは
できません。
戦争や災害時にはできないことなのです。
広島は平和を発信できる都市です。
わたしにできることは
「心に平和の砦を築く」
「音楽は平和を運ぶ」
来年はこのキーワードでがんばります。
広島を代表するお菓子・おみやげといえば もみじ饅頭ですが、
もみじ饅頭だけでなく様々なものを開発されています。
藤い屋の 淡雪花
食感が独特です。一度は食べてみてください。
★新型インフルエンザ情報
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