神戸マラソンと沿道の声援
本日は雨ですね。
土日祝はいい天気でよかったです。
七五三の人もたくさん見ましたね。
さて、
いつか広島でフルマラソン大会が開催される時には
運営を支える側に回りたい、と
考えています。
今年の広島平和マラソンには
メディカルランナーとして参加し
先日、メディカルランナーへのアンケートがきたので
いくつか提案をさせていただいたところです。
フルマラソンには「30kmの壁」というのがあるとされており
練習不足のランナーは30kmで足が動かなくなります。
スタミナ切れというか電池切れというか。
私も30kmでピタリと足が動かなくなってしまい、
35kmからの橋の上り坂では完全に歩いてしまいました。
1kmごとのラップタイムで振り返ると
スタートライン通過まで約8分、
(8つのグループ分けのうち、6番目スタートです)、
2万人規模の大会での 8分 というのは抜群のすばらしさです。
大阪マラソンでは、号砲からスタートライン通過まで26分かかりましたから。
それを入れても
30kmまではほぼ6分台で走れており
(7分以上のラップは3区間のみ)
30km通過タイムは3時間31分でした。
このままのペースでいけば
40kmで4時間40分、
5時間切りも十分に視野に入る走りでした。
しかし、そこから足が止まり
31kmまでの1kmはいきなり9分29秒。
練習したかどうか、は 本当に正直ですね。
30kmの壁に、見事に跳ね返されてしまいました。
ふくらはぎが攣りそうな感じは乗り越えられましたが
両ひざ上側の筋肉痛はこたえました。
膝を支える筋肉を、もっと鍛えなければ、と思いました。
広島県内で開催される初の本格的フルマラソン、
「呉とびしまマラソン」に参加される方もおられるでしょう。
ここも最後の橋の上り坂が非常にきついはずです。
一度は20km走、30km走をやっておかれたほうがいいと思います。
呉とびしまマラソンは
まだ参加申込可能だそうです(11月20日現在)。
ホームページを御覧ください。
http://jtbsports.jp/contents/kuretobishima-marathon/
神戸マラソンで、感心したこと。
沿道に大勢の声援、これは素晴らしいです。
なにしろ2万人のランナーに対し沿道で61万人以上が声援したそうですから
(人数は神戸新聞の発表による)。
沿道でランナーへのアメやチョコレートの差し入れの方も多かったですが、
この部分については青梅マラソンや下関海響マラソンのほうが上。
神戸マラソンはまだ4回目ですので、経験の差という部分なのでしょう。
コールドスプレーや鎮痛剤スプレーを提供してくれる応援者が多かったのが
神戸マラソンの特徴だと思います。
何十人もおられました。
足が痛い、膝が痛い、足がつりそうだ、
というランナーにとって
本当にありがたい支援です。
ちなみに大阪マラソンでは、スプレーを提供してくれた応援者は1名のみ、
熊本城マラソンでも10名程度でした。
ほかにも
トイレごとに、次のトイレまでの距離も表示してありました。
どこでトイレに行く決断をするか、大いに参考になる表示です。
神戸マラソンはランナー目線が行き届いておりました。
広島でフルマラソンを開催する時には
見習うべき点がとてもたくさんありました。
呉とびしまマラソンでも
多くの人に沿道で応援していただきたいと思います。
声援は、力になるんですよ。
写真は、折り返し地点前
明石海峡大橋をこんなに近くで見たのははじめてです。
ぜひもう一度走ってみたい、と思う神戸マラソンでした。
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