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新たな難病医療費助成制度と難病指定医

2014年11月6日  

平成27年1月から、
新たな難病医療費助成制度がはじまります。
御存知でしょうか?
といっても
まだ指定される疾患の全容も明らかにされていませんし
どのような制度なのか、具体像は見えてきていません。

しかし、どうやら
書類を書ける医師には一定の資格が必要となることは確実です。

「指定医」と「協力医」という位置づけが新規にできました。
指定医は、新規患者申請用と更新用のいずれの書類も書けます。
協力医は、新規申請書類は書けません。更新書類のみ書けます。

難病指定医は
指定された学会の専門医資格を有していること、
などが要件とされました。

当方は、日本呼吸器学会、日本アレルギー学会、日本リウマチ学会の
専門医です。
いずれも新制度において指定されている学会です。
昨日、広島県に難病指定医申請の書類を提出しました。

これまで、
学会の専門医資格を持っているかどうか、

「仕事内容」に差がある場面というのはありませんでした。
医院の広告で標榜が出来る、ということだけです。


現在、
学会が乱立し
専門医の標榜が乱立しております。
学会ごとに専門医制度が異なるため、
専門医といってもその質が担保されないため、
その統合作業をおこなう動きがあります。
「新専門医制度」と呼ばれます。
数年かかる可能性がありますが、
将来的には新しい専門医制度になるでしょう。


今後は 「専門医かどうか」、で
患者・家族が かかりつけ医・主治医を選ぶ時代が来る、
でしょうか??
少なくとも
難病新制度で指定される疾患であれば
専門医に受診しておいたほうがよいのかな、と思います。
そういう時代になりそうです。


たこやき大八 三越店
大八御膳
店ではじめて食べました。
タコ焼きだけだと飽きますので、小鉢があるのがいいですね。

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★インフルエンザ情報
今週の広島市の発表。
定点観測地点からの報告では、ほとんどがB型です。

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