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コロナワクチン接種医療機関は赤字になる?

2021年02月27日  

在宅・訪問診療の世界は、たんたんと 経過しています。

新型コロナワクチンについては、ワクチン代1名2000円チョイ、という話になっているようです。
もちろん公費ワクチンですので、ワクチンを受ける人からお金をもらうわけではありませんが。

今は「医療従事者向け接種」の調整がおこなわれている段階です。
接種する医療機関は、100名以上の医療従事者に接種する、ということでの手上げです。
しかし1日で終わるわけではない。
土曜午後や日曜祝日に出てきてワクチン接種をおこなう、という体制を作る必要がありそうです。
医師、看護師、事務員の手配・人件費などは そのワクチン収入から捻出せねばなりません。
接種を受けた人の情報を 国の定めるオンラインシステムに入力し、そこではじめて接種した医療機関にワクチン報酬がはいります。
人・モノ・会場の手配(=人件費など)で 結局収支はトントンか ちょい赤字、になる可能性が高いらしいです。

当院は、「高齢者向け接種」医療機関には手上げする予定ですが、
これはまだ何も広報が流れてきません。
在宅や施設入所中の方に ちゃんと接種できるように、がんばります!

 

さて、
今週は新型コロナのお勉強でした。
1:水曜日は中区幟町圏域多職種連携会議の新型コロナ講演会ユーチューブを視聴しました。
吉島圏域でも新型コロナに関する講演を企画していました。
まったく同じ内容の講演を幟町圏域が2月に実施と聞きましたので
他の圏域でも視聴可能にしていただくよう お願いし、実現したのです。
中区全域の医療介護福祉関係者が視聴できました(希望者のみ)。
幟町圏域、グッジョブです。ありがとうございます!
講演:「新型コロナウィルス(COVID-19)感染の最新情報とその対策
~感染予防対策としての医療・介護職の連携~」
講師:広島大学病院 大森慶太郎 先生

2:昨日は中区医師会学術講演会をZOOM視聴しました。
講演:感染症~コロナウィルス感染症および結核について~
講師:吉島病院呼吸器センター長 池上靖彦 先生

自宅にいながら専門家の講演を聴けるとは、いい時代なんでしょうね。

吉島圏域では3月に多職種連携会議を開催しますが、テーマはやはり新型コロナです。
話題提供は私です。
繰り返し勉強して 基本はおさえておかないと、ね。

 

吉島公園 上の段  サクランボの木、だと 幼稚園児が言うのですが、きっと正しいのでしょう。
この写真は23日です。
今はもっと咲いているでしょうね。

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・屋内ではマスクを着ける
・3密を避ける(特に職場での休憩時間や会食)
・こまめに手洗い・消毒をする
・換気をする
といった、基本的な感染対策について徹底しましょう。
よろしくお願い申し上げます。

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