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中国でニセ狂犬病ワクチン

ノーベル化学賞、日本人2名同時受賞。
おめでとうございます。
緩和ケア医は、この分野はあまり知らなかったのですが
さすがに緩和ケア薬剤師は 薬剤師だけのことはあり
ノーベル賞の受賞理由や、その内容につき
ぴったりの解説をしてくれました。
これをきっかけに自然科学への興味をもつ子供達が
増えてくれればいいなあ。

さて、
外交面で中国といろいろ報道されています。
外交については公表できる部分と、数十年間は公表しないほうがよい部分があるので
今ごちゃごちゃ政府を追及しても何にもなりません。
でも、日本の主張と中国の主張が食い違っていることは確かです。

話を変えて
中国では、野菜に農薬がたっぷり、とか
ウナギや鳥などに抗生物質がたっぷり、とか
玩具から鉛が検出、とか、
いろいろな事件がおこっています。

「正義」 に関する意識が、世界じゅう日本人と同じ、と思ってはいけない、という実例です。
日本の常識として「そんなこと、ありえないだろう」ということが
他の国では起こっていたりします。

医薬品は命にかかわるのでニセ薬はないだろうか、といえば
医薬品分野でも
漢方薬の中にバイ○グラ成分がはいっていたり
ステロイドが含有されていたり、という事件は頻繁におこっています。

「他人の命」よりも「自分のお金」を第一に考える人がいる国がある
ということを知っておくことは必要です。
日本の常識では考えられない国がある、という事実。

今回は
中国で狂犬病ワクチンの偽物が出回った、というお話。
狂犬病は、いったん感染してしまうと治療薬はないため
命に直結してしまうので
ワクチンは非常に重要なものなのですが
そこに偽物が登場するとは。
中国では年間2000人程度が狂犬病で死亡しているそうです。

以下、記事。英語です。
http://english.cri.cn/6909/2010/09/26/1821s596358.htm

そんな国との交渉には
「そんなこと、言わないでもわかっているだろう、わかってくれるだろう」
という態度ではダメでしょうね。

むろか の さんま棒寿司。
持って帰って緩和ケア医の夜食になりました。
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