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中電病院の連携医の会

2012年03月14日  

寒いですね。
月曜には昼間に雪がちらつきましたし、
昨日も非常に寒かったです。
外来患者が少なかったため、懸案だった宿題を片付けることができました。
在宅医療についての勇美記念財団からの助成金の報告書を書き上げ、
提出までおこないました。
ようやく完了。一段落です。
この助成金のおかげで、石飛幸三先生の公開講演会など
開催することができたのです。
御協力いただいたみなさま、ありがとうございました。
勉強会などは来年度も継続していきますので
よろしくお願いいたします。

さて、
3月10日(土)は中電病院の連携の会に出席しました。
お世話になった先生にお礼を言ったり、
ほかの先生がたとも顔つなぎしたり。
「顔の見える連携」の実践の場なのですね。
とても参加する意義のある会です。

いろいろ新情報も教えてもらえます。
とくに興味深かったのは2点。

ひとつはC型肝炎の治療。
C型肝炎ではインターフェロン治療が理想ですが、
うまく治療が実施出来ない人がいます。
血小板数が減りすぎたりすると、継続できないのです。
インターフェロン治療をあきらめるしかなかった人も多いです。
それが、
2-3年後には、酵素製剤として治療可能な薬が出るそうです。
インターフェロンよりも安く、効果も期待できるそうです。
これはありがたいですね。

もうひとつ。
日本の肝臓がんは、大半がC型肝炎由来です。
しかし、世界的にみればC型肝炎由来の肝癌なんて
そんなに患者数はいません。
世界では、C型肝炎→肝臓がんというのは日本の風土病と言われるくらいだそうです。

現在世界で問題になっているのは、
(将来 日本国内でも主要な問題になるのは)
糖尿病からくる肝臓がんだそうです。
糖尿病から生じる肝臓がんには、 ある「高脂血症薬」が有効だそうで
かなり肝臓癌の予防効果があるそうです。
この情報も数年以内に知られていくことになると思われます。
(現時点では専門医しか知らない情報で
一般の医師はほとんど知りません。
私もこの薬の名前は教えてもらいましたが、
これ以上詳しくはブログには書けません。)

サリーのケーキをいただきました。
a sally.jpg
★インフルエンザ情報
安芸高田市で学級閉鎖相次ぐという毎日新聞の記事です。
A型なのかB型なのか、など 詳細はわかりません。
行政ファイル:学年閉鎖相次ぐ /広島
yahooニュース 毎日新聞 3月13日(火)12時49分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120313-00000188-mailo-l34

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