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介護に役立つヘルメっちゅ~

2013年07月29日  

カープ、中日と同率4位になりました。
いいですね。
横浜が元気なのはリーグを盛り上げるのでいいとして
やはりこわいのは中日の底力。
カープが3位にすべりこむためには
中日を引きずりおろす必要がありますので
巨人が中日に勝ってくれるのは大歓迎です。

さて、
昨日は日本尊厳死協会中国地方支部の
市民公開講演会で私がお話させていただきました。
質疑応答の中で出たことを1つ御紹介しておきます。

質問
(積極的)安楽死の制度化を求めていく考えはないのか?
安楽死が認められれば良いと思うのだが。


緩和ケアを担当している立場からいうと、
緩和ケアと安楽死は別物です。
緩和ケアとは、最期まで自分らしく生きる・生ききるための医療やケアであり
死ぬための医療とは考え方が正反対にあります。
積極的安楽死を求める状況にはない、と考えています。
理由は大きくは2つ。
1つは、苦痛を軽減する医療・ケアは進歩しています。
苦しんで苦しんで、これなら死んだ方がましだ、殺してくれ、
という状況は今ではほとんどありません。
2つめは、
人間はどんな状況であっても、希望を持つことが出来ると思います。
病気が治って昔のように元気になりたい、というのはかなわない希望としても、
明日も朝になったら太陽の光を浴びて、
そしたらおいしいリンゴジュースを一口飲もう、
といった、ごくささいな希望になるかもしれませんが、
希望を持つことは出来ると思います。
苦しくなく、希望を持っている人間は
殺してくれ、安楽死させてくれ、とは言わないでしょう。

尊厳死というのは、同義語としては平穏死、自然死、
という言葉になります。
死の瞬間まで尊厳を持って生きる・生きたい。
人間としての尊厳を踏みにじるような延命医療・処置はおことわりします。
これが尊厳死なのです。
尊厳死と安楽死も違います。
尊厳死協会が安楽死の法制化を求めていくこともありません。

介護の現場で役立つグッズ
アカチャンホンポで売っている ヘルメっちゅ~
ペットボトルに装着して、こぼさずにストローで飲めるグッズです。
寝たきりの人に水分を飲んでもらうのに
これまでは 「吸い口」 という物が使われていました。
でも吸い口は上半身を少しおこしておかないと使用がむずかしい。
ヘルメっちゅ~ は、横向きでも寝たきりでも水分が飲めます。
100円ショップや他社から同様商品も出ていますが、
横向きにすると少しこぼれるようです。
ヘルメっちゅ~ は こぼれません。
製品としてはヘルメっちゅ~の出来が圧倒的にすばらしいです。
熱中症気味で起きられなくなった高齢者に、これで水分補給をしてもらい
改善したケースを経験しました。
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★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

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