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原爆は「落ちた」のではなく「落とされた」

2015年06月20日  

昨夜はマエケン完投勝利、いいですね!
今の横浜には何だか負ける気はしませんね。
ま、油断してはいけませんが。
今日はジョンソン投手、応援しましょう!

昨夜は19:30からNHK総合のフェイスを見ました。
声の中に答えを探して
~被爆と向き合う放送部員たち~
http://www.nhk.or.jp/hiroshima/face/
広島市にある五日市高校放送部では、生徒が被爆者を取材してラジオドキュメンタリーを作る活動を続けている。当初は関心が薄いまま制作に関わるが、聞き取りや編集を行ううちに、次第に被爆のことを深く知り、同級生たちにも伝えたいと思い始める。NHKは、2年前からこの場を記録。取材していた被爆者が亡くなり動揺した生徒たちが、残された言葉の意味を探ろうと奔走する姿を見つめてきた。被爆と向き合う若者たちを追う。

【本放送】総合6月19日(金)午後7:30~7:55
<中国地方向け(岡山県・島根県・鳥取県を除く)>
【再放送】総合6月20日(土)午前10:55~11:20
<中国地方向け>※岡山県・島根県・鳥取県は本放送
***

いい番組でした。
見ておられない方は、ぜひ再放送を御覧ください。
部員たちは、被爆者への取材を続けるうちに
あることに気がつきます。
生き残った被爆者たちは、いちように「後悔の念」を持っている。
家族や友人を救えなかった後悔です。

一点だけ。
部員たちの言葉のなかで
「原爆が落ちて、・・・・(略)」
という発言が出てきました。
でも、
原爆は
「落ちた」
のではなく
「落とされた」
のです。

人間が作り、人間が命令し、人間が落とし爆発させたものです。
火山の噴火や、地震津波が襲ってきたものとは違います。

落とした相手を恨め、と言いたいのではありません。
人間のおこなうことなのですから
人間の力で防ぐことが出来るはずだ、
という希望を見いだしているのです。

安倍政権の現在の動きは
戦争に向かっていると思います。
憲法を自分勝手にねじ曲げようともしています。
戦争になってから後悔しても遅い。
子や孫や友人が、銃弾や爆弾の犠牲になってから後悔しても遅い。

人間の力で、戦争は防ぐことができる。
銃弾も、原爆も、防ぐことができるはずだ。
そして
それを防げるのは今だ、と思います。

さて、
講演会のお知らせです。
講演:夕映えのときを安心してすごすために
日時:6月21日(日)14-16時(開場13:30)
会場:アステールプラザ中ホール
講師:春日キスヨ 臨床社会学者。
藤井聡之 教雲寺住職。
高橋浩一 折口内科医院院長。
入場:無料  事前申し込み不要。

春日キスヨ先生は、元松山大学教授。
高齢社会をよくする女性の会・広島代表。
中国新聞で「夕映えのとき」を連載されておりました。

人生の最終段階を、どう生きていくのか。
何を準備しておかなければいけないのか。
生と死に向き合うとはどういうことなのか。

いっしょに考えてみませんか?

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とくに新しい情報はありません。

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