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国民の借金

2012年12月5日  

トンネルの事故、
被害にあわれた方々にとっては、理不尽で悲しいできごとですね。
でも、
今後、次々に同じような事故はおこります。
施設の老朽化がすすんでくるからです。

道路や橋など、公共工事は盛んにおこなわれてきました。
地域経済を活性化するには、公共工事が役立ってきたことは事実でしょう。
しかし、
日本全体の経済として見ると
地域の公共事業は何兆円積み重ねても
国の経済活性化にはつながりませんでした。
それなのに
次世代に引き継ぐ借金は、確実に増えていきます。
国債などの国の借金がどんどん増えても
「日本国民の貯蓄のほうが多いから大丈夫」、
と主張されていたのですが、
もう貯蓄より借金のほうが上回る時代になります。

こんな時代において
新たな高速道路を作ろう、とか
新たな新幹線を作ろう、というのは
次世代に対する背信行為だと思います。
今すでに存在する設備だって、
メンテナンスの費用は必要だし、
橋の架け替えなど、
古い施設・設備に多くの出費が必要なのです。
新しい公共事業を提唱する政党は
きわめて無責任だと思っています。

たとえば、今回のトンネル事故。
事故をおこさないためには維持費用をかけることが必須なのです。
その費用をケチッていたのでは
今後も大事故は続発することは確実です。

「笹子」だけ打音検査せず=他は実施、劣化見逃しか―トンネル崩落事故
9人が死亡した山梨県の中央自動車道上り線・笹子トンネル崩落事故で、中日本高速道路(名古屋市)が管理する同型トンネル5本のうち、ハンマーでたたいて内部の劣化を調べる「打音検査」を行っていなかったのは笹子トンネルの上下線だけだったことが4日、同社への取材で分かった。(時事通信)
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/local/sasago_tunnel/?1354629787

維持費用を払うだけでも相当な額になります。
耐用年数を過ぎた橋や高架道路・施設は建て替えなければなりません。
新しい物を作れ、という時代ではないのです。
あらたな公共事業を、新しい道路を、新しい新幹線を、
という主張には賛同できません。
そういう政党には一票は入れたくないと思います。

走った後、入浴できるホテルを、
ということで
下関海響マラソンの時の宿泊先は西鉄イン小倉でした。
マラソン後、もちろんチェックアウト後なのですが、
追加料金なく大浴場を使用させてもらえます。
みなさん同じことを考えているのですね、
マラソン参加者がたくさん宿泊しているホテルでした。

波津馬 やみつきキャベツ
甘みのあるタレで、おいしい。
P1000158.JPG
★インフルエンザ情報
平成24年12月4日に,県内で今シーズン初の学級閉鎖の報告がありました。
三次市 八次小学校で学級閉鎖が出ています。
広島県のホームページが、動きはじめました。

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