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奥田元宋・小由女美術館でステーキ

2017年01月11日  

インフルエンザ患者、急増していると思われます。
昨日の一日だけで数名にインフルエンザ薬を処方しております。
手洗い、咳エチケット、よろしくお願いいたします。

さて、
昨日の中国新聞に
精神病院に長期入院の患者について
入院ではなく、地域でともに生きていくような社会に
という内容の記事が出ておりました。

なんで今頃、こんな記事が出るのか、よくわからないところではありますが、
そういう流れになっている、ということは
理解しておいたほうがよいと思われます。

たとえば
NHK クローズアップ現代では
2014年7月24日(木)に放送しております。
精神科病床が住居に? 長期入院は減らせるか
http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3534/1.html

「私は、基本的には、本当の地域移行につながらないんじゃないかなっていうふうに心配してます。」
という発言も引用されています。
それはどういうことか、というと
いろいろな面はありますが、
一つは病院側の収益という問題に直結しているから、です。

病院には入院患者1人につき平均で年間およそ500万円の医療費がはいる、
とされています。
入院が減るとその分、収入は減るわけです。
病院側は、当然 かわりの収入源を作ることになります。

それが、
「病院敷地内の居住施設」 です。
グループホームなどを、地域ではなく、病院の敷地内に作る。
病床をフロアごと入院施設ではなく入所施設に変える。
診察する医師は これまでどおり入院先の医師ですし、
訪問看護も病院側が作った訪問看護ステーションから派遣される。

つまり
退院、という扱いになったとしても
実際には病院の敷地内から一歩も出るわけではない。
地域社会に復帰して生活していくわけではない。
そういう人がたくさん出てくるだけのことではないか、
ということになる可能性がありそうです。

病院側が患者を「抱え込み」できないようにしなければ
理念と実際は違った、ということになりそうな気がします。

奥田元宋・小由女美術館で ステーキ
三次ワイナリーで肉が食べられることは知っていました。
どちらで昼食にするか、ということで
今回は美術館を選択。
本格的なものが食べられます。
CIMG4076.JPG

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