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子宮頸がん予防ワクチン 認可

2009年10月26日 ,, 

ワクチン後進国からの脱却

これまで日本はワクチン後進国でした。
世界中で認められ実施されているワクチンの多くが
日本ではなぜか未承認、未発売のままだったのです。

政権交代の結果、ワクチンをめぐる環境が一気にかわりつつあります。
自民党政権下ではできなかった政策が、一気に改善されていきます。
政権交代のプラス面が具体的に出てきた実例と思います。
まさに change がおこっています。
以前の薬害エイズのときの厚生労働省の変化と同じことがおこっているような印象です。
このときも政権交代がきっかけでした。
これでようやくワクチン行政は世界水準に追いつきます。

ワクチン情報2:HPVワクチン=子宮頸がん予防ワクチン 認可

子宮頸がんの発症に、ヒトパピローマウィルス(HPV)が関与していることが判明しています。
逆に言えば、HPVを押さえ込めば、子宮頸がんは予防ができるのです。
つまり、癌予防ワクチンと言えます。
このワクチンにより、7割の子宮頸がんが予防できる、というデータです。

このため、HPVワクチンは世界中で使用されています。
しかし日本では認可されていませんでした。
このたび認可されます、12歳前後での接種となる見込みです。

大きな前進です。
費用が高いのが難点で、国の負担で無料ですべき、と提言されていますが、
そこはまだ今後の検討課題になりそうです。
何とか無料にしてもらいたいですね。

なお、男性の陰茎癌についても、HPVが関与していることが判明しています。
女性にHPVワクチンが普及すれば、
最終的には男性の陰茎癌も減少することが期待できそうです。
陰茎癌については、患者数は少ないのですが、精神的ダメージが大きい癌です。
男のシンボル、なのですから。
女性の乳癌や子宮癌と同様のダメージとお考えください。
ですから、
HPVワクチンは単に女性だけの問題ではない、男性にも関係ある話題なのですよ。
男性にも接種を! という声があっても おかしくない話なのです。
男性のみなさん、子宮頚がんワクチンの話は、自分(男)には関係ないや、
と 無関心を決め込まないで下さいね。

10月24・25日は比治山神社のお祭りでした。
24日に広島県健康福祉センターで開催された山崎章郎さんの講演会のあと、
遠回りですが比治山神社に立ち寄って帰りました。
ここは神楽舞台が大きく神楽ファンとしては楽しみなお祭りなのですが、
今年も都合が悪くて神楽は見に行けませんでした。残念。
写真は比治山神社、24日。
P1100873.JPG
★新型インフルエンザ情報
米大統領、新型インフルエンザで非常事態宣言
Yahooニュース 10月25日14時33分配信 CNN.co.jp
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091025-00000003-cnn-int
オバマ米大統領は24日、新型インフルエンザ(H1N1型)の感染者が全国で急増している事態を受け、非常事態宣言を発令した。とのことです。
これから流行が本格化すると予想され、一部の医療機関に負荷がかかる(パンクする)のを未然に防ぐねらいなのだそうです。

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