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広島で麻疹発生続く 速報

2011年06月9日  

麻疹(はしか)というのは非常に強い感染症です。
約40%の人が入院を必要とし、1000人に1人が死亡します。
2001年には21名の死亡者が出ています。
脳炎をおこすと死亡率は15%、20~40%に重い後遺症が残ります。

2011年1月、安芸区の保育園で麻疹の集団発生した後、
散発的に麻疹の発生が続いています。
このうちワクチン接種歴なしが55%、接種歴不明が27%です。

これとは別になりますが、
6月7日付けで国立感染症研究所が速報を出しました。
<速報>広島県で検出されたD8型麻疹ウイルスの輸入症例による家族内感染
http://idsc.nih.go.jp/iasr/rapid/pr3772.html

家族でオーストラリアに行って、こども4人が感染した、
というものです。
このうち誰一人ワクチンを受けていません。
家族で海外旅行に行くお金と時間があるのならば
せめて必要なワクチンくらい受けて下さいよ、と思います。

予防できる方法はただ一つ、ワクチンです。
必要なワクチンは、きちんと受けるようお願いします。
広島ではまだ麻疹の発生が続く可能性があると思います。

正しい知識を身につけましょう。
知識のワクチン=正しい知識が自分や社会を守ります。

桜ひよこ。
春に福岡に行くと、必ず桜ひよこを買います。季節限定。
ふつうのひよこより、だいぶおいしいです。
なお、東京人は、ひよこは東京銘菓だと思っていたりします。
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★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

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