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救急車を呼ぶと警察が来る話3

2011年10月20日  

カープ、来季も野村監督ですか、うーん・・・・。
まあ、来年は誰が監督をやっても
Aクラス間違いない戦力だとは思いますが。
好調な選手を翌日ベンチに下げるような采配でなければ。
走り回る野球を見たいですね。

救急車を呼ぶと警察が来るお話、
おことわりしておきますが、
警察が来ることが必ずしも全部悪い、といっているわけではありません。
癌末期患者であっても、強盗に入られたり
相続をめぐる争いで親族間で対立があって
犯罪が疑われるような場合もあるかもしれません。
事件性が疑われる場合には検証してもらうべきでしょう。

しかしながら、
自宅の畳の上で死にたい、と希望して在宅療養していて
願いどおり安らかに息をひきとりました、
という場合には
家族が犯人扱いのような事情聴取や現場検証を受けたり
本人と家族親族が引き離されてしまう、という状況は
それは違うぞ、と思うのです。
手を握り、次第に冷たくなることを感じながら
これまでありがとう、と感謝の言葉をかけ
ゆっくりとお別れする時間を持てればいいな、と思います。

在宅で看取りまでおこなう、という御希望の場合には
「救急車は呼ばない! 在宅担当医に連絡する!!」
このことを家族全員だけでなく
ヘルパーさんなどにも徹底するようにしておいてください。
そうすれば、警察がやってくるようなことはおこりません。
家の電話機にそのことを張り紙していると
パニックになって救急に電話する事態を防げるかもしれません。

なお、
こういった対応が出来るのは
ふだんからかかりつけの関係にあり、
寿命が近いと予想されている方、あるいは
急変がありうるが積極的治療は受けないと
合意されている方だけです。
これまで当院にかかったこともない人から
「息をしていないようだから往診して死亡確認を」
と依頼されても、それは出来ない相談です。
また、当院に受診していたとしても
1か月も前にしか受診されていないような場合は無理です。
最低でも2週間に1回は顔を見ていないと
こうした書類は書けません。
そうでなければ、やはり救急車を呼び、警察に検案してもらう
ということが必要になると思います。
また、急変時に積極的医療を希望されている方も救急車を呼ぶべきでしょう。
救急車を呼ぶ、ということは
救急対応病院に搬送して積極的医療を受けることを希望します、
という意思表示をしたのと同じことになります。

癌の末期であれば週3回、
場合によっては毎日の訪問診療も可能です。
そういう長い関係があって、その上ではじめて
「呼吸が止まったら救急車ではなく私に電話してください」
と言うことが出来るのです。

最期まで自宅ですごしたい、
自宅の畳の上で死にたい、
という希望がある方は、
できるだけ早い段階でその希望を私たちにお伝えください。

御手洗 潮待ち館(豊町観光協会)で レモンプリン。
1個買って、二人で館内で食べました。
見た目より食べごたえあります。
P1010455.JPG
★インフルエンザ情報
三重県四日市市で学年閉鎖・学級閉鎖が出ています。
毎日新聞 10月19日(水)11時6分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111019-00000045-mailo-l24
とくに小児の方はワクチン接種を早めに受けておきましょう。

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