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新型インフルワクチン情報

2009年10月21日 ,, 

厚生労働省から10月20日発表された内容です。
要点のみ
1:20-50歳代の医療従事者で持病のない者については1回接種とする。
1回接種にすることで、妊婦など次の優先順位者への接種開始時期を早める。
2:13歳未満は2回接種とする。
つまり小学生以下と、中学生であっても接種時点で13歳未満の者は2回。
3:妊婦など優先接種対象者については2回接種を原則とするが、今後の検討で1回にするかも。その場合でも免疫機能低下している者など医師と相談のうえ2回接種も可能とする。

またまた何通も厚生労働省からメール情報が飛び交ってきました。
ただし目新しい情報ではありません。正式発表というだけです。
10月20日付けで発表された内容は、すでに厚生労働省ホームページにもアップされています、早いですね
興味ある方はご覧下さい。10月20日という部分が赤字になっている資料です。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/info_medical.html
小中高校生などへは当初の予定よりも少し前倒しで接種できるようになる可能性が高そうです。

頂いたお花 アメジストセージ(紫)、オキザリス(ピンク)
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★新型インフルエンザH1N1情報
1回接種への方針転換 自治体は「寝耳に水」
Yahooニュース 10月17日20時6分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091017-00000569-san-soci

アメリカCDCなど海外ではすでに成人(あるいは10歳以上)は1回接種でよい、というデータが出ています。
専門家の間では、日本でも1回接種の方向になるだろう、と予測されていたのです。
これは私でも知っている話でした。
それを「寝耳に水」という自治体がある、というニュースです。
これは、自治体には感染症の専門家がいない、ということを意味しています。
専門家ならWHOやCDCの情報はチェックしているからです。

もう一つ、このニュースの中で自治体担当者からの発言で
「1回接種になれば対象者が広がり、周知の方法も変わる。寝耳に水だ」
と言っていることも問題です。
ワクチンは、接種者が増えれば増えるほど社会防衛効果が高くなります。
対象者が増えることは、保健医療行政の人にとって大歓迎のはずなのです。
このニュースでは、周知を変えてやりなおすことがメンドウクサイのでイヤだ、
と言っているようにしか受け取れません。
「1回接種になれば対象者が広がり、喜ばしいことだ。周知が大変だががんばります。」と言うのが正解なのです。

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