最期の迎え方 医学記事大賞受賞
みんなで同じお題シリーズ
10月のお題は
『大切にしていること』
でいきたいと思います。
10月13日(日)にお願いします。
少しくらい前後してもかまいません。
投稿されたらコメントしていただけるとたすかります。
どうかよろしくお願いします。
さて、
昨日は広島市中区医師会 病診連携総会に出席してきました。
講演:県立広島病院 脳神経外科 木矢克造副院長
タイトル:「脳卒中地域連携の取組みについて」
脳卒中の地域連携パス、というと
急性期のみ適用されるイメージでしたが
現在の連携パスでは在宅への復帰までも適用されるとのことでした。
さっそく本日、申込手続きをおこなってみます。
病診連携総会というのは、
病院の医師と診療所の医師が交流し
顔の見える連携を作っていく、という場なのですが
診療所医師の出席が今回は思ったより少なかったのが残念でした。
さてさて、
中国新聞の連載「最期の迎え方」が
ファイザー医学記事賞の大賞を受賞しました。
ファイザー社ホームページ
http://www.pfizer.co.jp/pfizer/company/press/2013/2013_10_01_02.html
中国新聞 連載「最期の迎え方」が大賞
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201310020171.html
大賞は2件のみです。
全国の新聞各社の医学記事のなかで2件の大賞に選ばれているのは
とてもすばらしいことだと思います。
私もこの連載記事の中に1回登場していますよ。
みなさん、自分の人生の最期は
どこで、どういう形で迎えたいと思いますか?
病院?自宅?施設?緩和ケア病棟?
最期までボロボロの体になっても積極的治療を受けたいですか?
胃ろうなど強制栄養を受け、意識が無くなっても1秒でも長く生きたいですか?
それとも
無理は延命はせず、楽に自然に逝きたいですか?
御自分が考え、御自分が選択した答えであるならば
我々はそれを全力でサポートいたします。
「子供に迷惑をかけられんから入所する」
なんていう発想は止めましょう。
死に方くらいは他人を考慮せず、自分の希望を伝えてください。
私たちは、一人暮らしであっても最期まで自宅で生活できる、
そういう社会環境の整備に取り組んでいます。
子どもなんかいても、いなくても
希望すれば最期まで自宅ですごすことが出来るように。
どういう死に方をしたいか、という問いは
どういう生き方をしたいか、
ということを同時に問いかけています。
よりよい人生、どういう形で終わりを迎えましょうか?
ぜひ考えてみて下さい。
そして、考えて決めたことは
ぜひ(御家族に)文書で宣言してください。
残された家族には、いろいろな思いが残るのです。
ああいう選択・ああいう最期となったけれども
本当にあれで良かったのだろうか、と。
でも
本人の希望が事前にわかっていれば、
「本人の希望に沿った最期となったから、あれで良かったのだ」
と
残された家族の気持ちが救われます。
自分の死に方を宣言することは、家族や周囲を救うことにもなるのです。
中国新聞のこの連載、たぶんまだ続編があると思います。
また、総集・加筆し、単行本にもなるかもしれません。
ぜひ興味を持って御覧ください。
野菜がおいしいパスタ PASTA LA VISTA
甲イカのグリル 甲イカが甘くておいしい。
★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。
コメントを残す