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津波と釣り

2010年03月1日 , 

昨日は、昼からずっと津波のニュースを見ていました。
釣りをする人間にとって、
地震 → 津波 という発想は命を守るために欠かせません。

釣りキチ三平 という釣りマンガで有名な矢口高雄氏が
『激濤 Magnitude 7.7』という、地震後の津波を題材にしたマンガを書いていて
当時 非常に衝撃を受けました。
地震のあとの津波に襲われて命を落とした釣り人と、助かった人と、
その運命を分けたものは何だったのか、を検証し、描いたものです。
もとの原作はノンフィクション作品だったと思います。
今は講談社漫画文庫におさめられていて、入手できるようです。上下巻です。
このマンガ、釣りをする人だけでなく
小学生などに広く読んでもらえたらよいな、と思っています。
マンガなら、きっと小学生でも津波の理解が容易でしょうから。
まだ読んだことがない、という方は、ぜひ一度お読みください。

それもあって 地震と津波のニュースは
これまでも興味をもって見ていました。
(院長は矢口高雄氏のファンで、初版第一刷の著者サイン本(エッセイ集)を
2冊も持っていたりします。
ミーハーですね。)

50年前のチリ大地震と今回とで違う点として、
今回も確かに津波により海面は高くなったが
被害が少ないのは波の直撃ではないからだ、と
テレビ解説の東京大学准教授の方が言っておられました。
(もちろん地震のエネルギーも前回より小さいですが)。
多くの港では、港の沖にコンクリートの一文字波止を作り
それで波風の直撃を弱められるようにしています。
一文字波止が津波被害防止に有効に働いたのは間違いない。
日本の土木技術の勝利、と言ってよいのでしょう。

沖の一文字波止ができると、
湾内での潮の流れは一変します。
釣り人は、釣れる状況で このことを体感することになります。
昔はこのポイントでよく××が釣れたんだけど今は全然ダメ、
ということは よくあります。
まあ、被害防止のことを思えば、たいした事ではありませんがね。

釣りに行きたくなってきました。
もうちょっと暖かくなったら メバル釣りにでも行きましょうかね。

もみじ作業所のクッキー。
紙屋町地下街 アストラム本通り駅の近くに「ふれ愛プラザ」があります。
「ふれ愛プラザ」では,障害者福祉施設において製作した,
心のこもったたくさんの手作り製品を販売しています。
ここを通る時には、いつももみじ作業所のクッキーを買っています。(^O^)/^
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