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消費税は15%に

2011年12月2日  

消費税増税の論議がおこっています。
でも、
何年も前から、この論議はあります。
消費税増税した政党は次の選挙で負けますから
どの政党もやらないで先送りしてきたのです。
少し前には、自民と民主の「大連立」なんていう話が出ましたが
自分たちの政権では消費税増税はしたくない、
でも国の将来を考えれば増税するしかない、
ということなのです。

少し前、内閣府の審議官の方の講演を聴く機会がありました。
私が話をする講演の、一つ前の講演だったのです。
記憶を頼りにまとめると
日本の国債発行額は世界で類をみない異常な額であり、
世界がそろそろ日本を見捨てつつある。
ギリシャの財政危機が問題になっているが
このままでは日本も国際的な管理下におかれる可能性がある。

国債発行を擁護する意見・根拠として
「日本人は貯蓄をする国民性があり、
貯蓄額は国債発行額より多いので心配いらない、
国内だけで解決できる問題だ」、
と主張される人がいますが、
あと2年または3年で貯蓄総額より国債発行額が多くなる。
彼らの発言の根拠はなくなる。

上げ潮派などと言われる楽観論者もいますが、
これだけ国債を発行してきても上げ潮になっていないし
今後、上げ潮になる状況にもない。

何しろ毎年の国家予算のかなりの部分を
国債の借金(利息)返済が占めている。
増税し、その金で国債の元本そのものを返済し
借金体質を解消する道筋をつけなければ破たんする。
最低でも消費税10%に上げるしかない。
***

諸外国では消費税は20%程度の国はたくさんあります。
講演のあと、フロアで聞いてみました。
消費税は10%ではじつはまだ不足で、15%は必要でしょう、
という御意見でした。
私も、そのとおりだと思います。
それと同時に
企業の減税策をすすめて、企業が国外に出るのを止めないと
雇用や国内景気は良くならないと思います。

中国では人件費はどんどん高くなってきており、
企業(製造業)が中国に出ていくのは
もうそろそろ終わりにすべきだと思うんですけどねえ。

ラーメン千番、前の店は、今は更地になっています。
移転したのだそうです。
これは前の店での写真。
P1150604.JPG
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