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献血についての情報

2011年04月2日  

地震のすぐあとに
「被災地で手術用血液が不足するから献血を」
なんていうメールが出回ったそうです。
我が家には来ませんでしたが。
今回のような大規模被災直後については
被災地では医療機関が壊滅していますので手術することはありません。
(いつ終わるかわからない停電の中で手術を開始することはありえません。)
手術が必要な患者は、後方の安全な地域に送って手術になります。
また、献血地域から遠く離れた場所から現地に血液を送ることも
原則的にはありません。

これも根拠のないチェーンメールですね、善意からなんでしょうけれど。

要は、救急医療と災害医療の違い、ということなんです。
でも、一般の方にこれを理解しろ、というのは無理かもしれない。
これについてはまた今度御紹介します。

献血が不足している、というのは事実で、
ずっと年間をとおして不足気味です。
健康な方は、ぜひ定期的に献血をお願いします。
16歳から69歳まで可能です。
(ふだん薬を飲んで治療中の人は献血できません。)
以下に該当する方は献血できません。(献血できない条件のリスト)
http://www.jrc.or.jp/donation/refrain/index.html
逆に言えば
上の条件に該当しない人は、ぜひふだんから献血をお願いいたします。

さくらひよこ。春限定商品です。
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★インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

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