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胃ろうは減ってきました

2013年06月29日  
カープ、8回に今井→河内→ミコライオで
打たれて逆転負け。
つい数日前の8回今村→河内→ミコライオで
逆転負けしたのと 全く同じパターンです。
ミコライオはモーションが大きく、
走者を背負っての登板は苦手。
ダブルスチールくらうほど。
9回のはじめからミコライオ、
でなければいけないのです。
回の途中からの登板では、ミコライオはうまくいきません。
先日の負けから、N村監督は何を学んだのでしょうか?
同じ負け方を繰り返す者に対して
私たちは「バカタレが!」という言葉を吐き出すしかありません。

さて、
胃ろうについての記事を2本お伝えしておきます。

胃ろうや人工呼吸器、7割が望まず…厚労省調査
読売新聞 6月28日(金)7時41分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130627-00001109-yom-sci
末期がんや認知症が進行して衰弱した場合、一般人の約7割が、おなかに穴を開けてチューブで栄養を送る「胃ろう」や人工呼吸器を希望しないことが、厚生労働省が27日発表した終末期医療についての意識調査でわかった。
***

最近になって、ようやくこのような情報がたくさん出てくるようになりました。
この内容のニュースは、もう珍しくありません。
石飛幸三先生による「平穏死のすすめ」が
時代の流れを変えてきましたね。

今回の記事で、
少し問題かな、と思う部分につき解説します。

***一部引用
末期がんの場合、水分補給の点滴は61%が「望む」だったが、胃ろうは「望まない」が72%、人工呼吸器も67%が「望まない」と回答。
***

末期がんの場合、
強制的栄養補給では寿命は延びないということは
いくつもの研究ですでに明らかにされています。
ですから
高カロリー輸液や、胃ろう、胃チューブ栄養が選択されることは
基本的にはありません。
緩和ケアの基本を学んだ医師が
末期がんの方にこうした栄養補給法を提案することは
基本的にはありません。
今回のニュースでは
胃ろうは望まないが72%とのことですが、
ここは100%であってもおかしくないのです。
28%の方は胃ろうに「何らかの過度の期待」を持っている可能性がありそうです。

末期がんの方への人工呼吸器ですが、
人工呼吸のため気管に管を入れるのは、非常に苦痛です。
管を入れたままにするのも、苦痛です。
ですから、
人工呼吸器をつけましょう、と言うことは
点滴で今後ずっと眠ったままにしましょう、
という文章が必ずもれなくついてきます。
もう意思表示も会話も出来なくなります。
とても人間的な最期とは言えなくなります。
人生の最後の最後に、そんなことをしなくてはいけないのか?

ですから
末期がんの方への人工呼吸器というのも基本的にはありません。
人工呼吸器も67%が望まないと回答、とのことですが
ここも100%であっておかしくないのです。
33%の方は、人工呼吸をする、ということがどういうことか
正しくイメージできてないと思われます。
(注:マスクによる人工呼吸という方法もあり、
心不全や肺気腫などでは導入されている方法なのですが、
これも末期がんに対応する人工呼吸方法ではないので
ここでは 気管内に管を入れる人工呼吸器として考察しています。)

中国新聞がナイスな取材をしています。
基幹病院に、胃ろう作成件数について調査をしています。
こういう「事実」をみんなで共有することが大事ですね。

「胃ろう」利用者が減少
中国新聞 2013年6月16日
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201306160016.html
病気などで食べられなくなったときに胃にチューブで栄養を送る「胃ろう」を、終末期に利用する患者が減っている。広島県内の基幹病院32病院では、2012年度の胃ろうの造設手術の件数は計1070件で、2年前より588件(35・5%)減少したことが15日、中国新聞社の調査で分かった。
***

自分は、どういう生き方をしたいのか、
どういう最期をむかえたいのか。
ふだんから家族で相談しておくこと、
自分の思いがあるなら家族に宣言し、
文書で書き、電話機の前に張り出しておくことをおすすめします。
尊厳死協会というのもありますよ。

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