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高精度放射線治療

2018年12月14日  

今朝は少し暖かいですね。
風が吹くと 寒さがちがいます。
風が吹かないとよいですけどねー。
黄砂、PM2.5 は この数日間は「少ない」予報です。

昨日は吉島病院オープンカンファレンスに参加してきました。
講演:肺癌診療における高精度放射線治療
講師:広島がん高精度放射線治療センター 権丈雅浩 先生
要点
対象はしっかり選ぶ必要がある。
がん手術が可能な例では、やはりまず手術をおすすめする。
よい適応になる条件は
胸部CTで最大径5㎝以内、3個以内
切除不能と判断されている、もしくは手術を拒否している。
適切な肺機能を有する
など
適応にならない可能性が高いのは
すでに放射線治療がおこなわれている。
間質性肺炎、肺線維症を認める。
治療中の安静が保てない
など
判断に必要な検査としては
胸部CT(3次元評価)、呼吸機能、PET、頭部MRI、KL-6などの血液検査
***

私たちは、認知症高齢者の肺癌も たくさんみております。
認知症があれば手術や抗がん剤の対象になりませんが、
今回のお話からすると
安静が保てないほどの認知症であれば 放射線治療も対象にならない、ということです。

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