お魚を食べると心筋梗塞が減る
1軍経験の少ない選手が
いきなり先発をまかされる、というのは
むずかしいものなんだなあ、と再認識した試合でした。
私もソフトボールの投手をやっていましたから
投手というものは ほんのちょっとしたことでストライクが入らなくなる、
あるいは逆に真ん中の棒球ばかりになってしまう、
ということは よくわかります。
プロ野球で、手が縮こまる、腕が振れない、という状況が これなんでしょう。
これを乗り越えるためには精神的にタフになること。
具体的には練習に練習を重ねて、
揺るぎない自信をつけることしかないだろうと思います。
次世代エースのがんばりに期待しましょう。
本日のお勉強
動脈硬化症の一次予防(EBMに基づく内科的治療)
脂質異常症
日本内科学雑誌2010年3月
帝京大学内科 寺本 民生 先生
要点
脂質異常症という言葉は動脈硬化性疾患予防ガイドライン2007から使用されるようになった。
これまで高脂血症と言われていたものに相当する。
HDLコレステロールが低いことが動脈硬化に関連することが明らかとなり、
低HDLc血症も高脂血症に含まれるというと違和感があるため
脂質異常症という名称に変更されたものである。
冠動脈疾患の一次予防では、食事療法や運動療法が優先される。
しかし危険因子の多い例では、漫然と生活習慣改善に期待していると疾患が発生してしまう
(ので、薬剤使用に踏み切るべきである)。
食事療法で動脈硬化の予防が可能であったというRCT一次試験は極めて少ない。
魚の摂取量が多いと虚血性心疾患の発生は少ない。
(1日180g魚を食べる人は、23gの人に比べ心筋梗塞発症が56%抑制される)
更年期女性においては大豆イソフラボンを摂取すると脳梗塞・心筋梗塞発症が減少する。
(イソフラボン摂取量が1日37.7mg以上の人は、16.2mg以下の人に比べ
ハザード比が0.39に低下する)
体力のある者は、ない者に比べて循環器疾患の死亡率は実に1/8になる。
喫煙の問題は重視すべきで、
禁煙することにより脳卒中や冠動脈疾患による死亡率を
5年で20~30%、 10年で50%減少させる。
もともと日本では魚を中心に、野菜・海藻を食べてきました。
脳梗塞や心筋梗塞を防ぐために目標とすべき食事療法を
すでに実現していたわけです。
世界中が日本料理に注目をして、取り入れようとしています。
自信をもって、日本料理を子孫の世代に引き継いでいきましょう。
八雲の はげ の うす造り。
関東の人には珍しい魚、珍しい食べ方のようです。
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