かき船は文化?
かき船の移転問題、広島の人は知っていましたが
全国配信ニュースでも取り上げられました。
原爆ドーム前にカキ船はだめ? =移転計画めぐり論争―広島
時事通信 2月15日(日)14時31分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150215-00000042-jij-soci
川岸に係留した屋形船でカキ料理を提供する「カキ船」を広島市中区の原爆ドーム近くに移転する計画をめぐり、一部の市民から「祈りの場であるドームの世界遺産としての価値が損なわれる」と反対の声が上がっている。市は「カキ船は江戸時代から続く広島の文化。手続きにも法的にも問題はない」と理解を求める考えだ。
***一部引用
さて、
問題となっている かき船かなわ ですが、
いつ頃から現在地で営業しているのか、
私は知りません。
市は「カキ船は江戸時代から続く広島の文化。」と
説明したそうですが、
江戸時代から現在地付近にあったんでしょうかね?
私の頭の中にある理解では
カキ船は海沿いにあって、
カキの季節には尾道や大阪に出かけて行って
海岸に係留して営業していた、と思っておりました。
「移動営業船」が かき船なんだ、という理解です。
私の理解が正しいのだとすると
「現在地で通年営業するのは、江戸時代からの広島の文化 ではない」
ということになります。
そこで
元の文化に戻してはどうでしょうか?
かき船は、海岸沿いに移転させる。
プリンスホテル前とか、ブルーライブ前あたりに係留・営業を認めるとか
特例で宇品港内での営業を認める、とか。
そのかわり移動営業も認める。
宮島大鳥居前まで往復してもよいし
花火大会は海上から見物してもよい、と。
船の係留が橋や土手に悪影響を及ぼす、というのが
移転論議の最初にあるのであれば
やはり全ての橋より海側に移転させないといけないのでは、と思います。
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