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がん診療に新しい地域病院?

2013年07月6日  

カープ、あっさり負けてしまいましたね。
メッセンジャーの良い時は攻略がむずかしいですが
無抵抗に押し切られた感じですので
なにかあがいてほしかったです。
武内はよく投げました。
阪神打線にソロホームランは仕方ない。
もう少し長いイニングを次回は期待しましょう。
今日は大竹、応援しましょう。

さて
がん診療に新しい地域病院?というニュース。

<がん診療>新たな「地域病院」指定 来年度中に導入へ
毎日新聞 7月2日(火)20時50分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130702-00000094-mai-soci
厚生労働省の作業部会は2日、国が指定するがん診療の拠点病院がない地域で、一定の水準の医療を提供できる病院を「地域がん診療病院(仮称)」として指定する報告書案を大筋で了承した。従来の拠点病院は指定要件をさらに厳しくし、医療の質向上を図る。
***

見出しを読んで、
新たな「地域病院」って、何だろうな?
と思い本文を読みました。
現在、がん診療の均てん化(全国どこでも一定水準以上の診療を受けられる)
を目的として
2次医療圏ごとに がん診療連携拠点病院 が
指定をされています。
さらになぜ新たな地域病院が必要なのか?
と思ったら、
拠点病院がない2次医療圏がまだ全国に100か所以上もあるようです。
拠点病院を受診したくても拠点病院そのものがない、
そういう地区に対応しよう、ということのようです。

しばらく待っていると
以下の配信がありました。
こちらのニュースのほうが全体の流れがわかりやすいです。

都道府県がん拠点に権限と責任-厚労省検討会のWGが報告書
医療介護CBニュース 7月2日(火)21時14分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130702-00000012-cbn-soci
都道府県拠点病院が中心となり、地域の拠点病院の機能を底上げしていく方向を確認。都道府県拠点病院が、がん診療連携拠点病院連絡協議会で共有した事項を、地域の拠点病院に連絡するよう徹底するだけでなく、都道府県拠点病院は都道府県内の情報を集約し、発信する役割も担う。

都道府県拠点病院の相談支援センターは、教育機能を備えることになり、都道府県内の相談員の継続的なスキルアップを目的とした研修を実施
***

まとめると
がん診療連携拠点病院は2次医療圏ごとに指定しますが、
各県ごとにそれを束ねる「都道府県拠点病院」が1か所指定されています。
今後は
各県ごとの情報集約や教育機能を都道府県拠点病院が担う、
がん診療連携拠点病院のうち基準を満たさない病院は格下げする、
単独で拠点病院になれない病院は、病院間の連携をすることで「地域がん診療病院」に指定が受けられるようにする、
ということのようです。
これでがん診療病院の空白地域の解消を目指す、ということなのですが
さてどうなりますか。

広島県は
がん対策日本一
を目標にあげて、がんばっています。
国の指定する「がん診療連携拠点病院」のほかに
県独自に「がん診療連携拠点病院」を指定しています。
すでに全ての2次医療圏にがん拠点病院があるのです。
全国に先行しています、がんばっていますよ。
広島県では 今回ニュースの新しいがん地域病院というのは
指定されないと思いますし、その必要もないと思います。

広島県のホームページ
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/cancer/index-2.html

拠点病院を探したい時などはこちら
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/gan-net/byouin-byouin1.html#byouin1a

そごう うまいもの大会
東山茶寮 抹茶プリン
P1020895.JPG
★インフルエンザ情報
広島県では、手足口病の警報が出ています。
熱が下がっても、かなり長い間ウィルスを排出するようです。
対策は患者に接しない、タオルなどの共有はやめる、手洗い、です。
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/hcdc/teashikuchi.html

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