さあ、外に出よう、動こう、人と交流しよう
昨日は 日本医師会 かかりつけ医機能研修制度 応用研修会 に出席してきました。
会場参加とウェブ参加が選べるのですが、
会場参加にしてみました。
会場定員の半分以下の制限で、欠席している人もいて、間隔は十分です。
そのなかで、地域コミュニティでの一番の問題だな、と思った内容。
コロナ感染症が出てきて、高齢者はどうなっているのか。
「コロナ怖い」、と 家に閉じこもり 運動しない、人との交流をしない、という人が多いのです。
足腰が弱る、筋力が弱る、認知機能が低下してきている、という状況になってきています。
これを コロナフレイル と呼んでいます。
ワクチン接種を終えた高齢者たちを 外に連れ出し、動かし、人と交流をさせねばなりません。
しかも、急いで。
講師の飯島勝矢先生の書かれたものを 老年医学会ホームページから一部引用すると。
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強調したいのは、自治体における止まっている地域活動を単にいつ再開させるのかという考え方ではなく、「ウィズコロナ・ポストコロナ社会を見据えた新たな地域像をどう構築するのか」という視点で考えることである。今後、全国の高齢者の方々には、この感染症を「正しく恐れる、賢く恐れる」ことを促しながら、情報の報道も考え、悪影響が出ている心身機能と日常生活内容を早々に改善すべきである。
***一部引用
Withコロナ時代のフレイル対策─日本老年医学会からの提言─
飯島 勝矢(いいじま かつや)
東京大学高齢社会総合研究機構機構長、未来ビジョン研究センター教授
https://www.tyojyu.or.jp/net/topics/tokushu/covid-19-frailty-taisaku/frailtytaisaku-nihonronenigakukaiteigen.html
吉島圏域多職種連携会議でも、withコロナ時代の対応を話し合わねばならないでしょうね。
高齢者を再び外に連れ出すためには 何か仕掛けが必要になるのだと思いますので。
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