ブログ

すべての人に緩和ケアを

2011年10月8日  

昨夜は久しぶりに走ってみました。
まだアゴは腫れていて、当たると痛いのですが
食事はだいぶ普通の料理が食べられるようになってきましたので。
走ることでズキンズキン痛むと困るな~、と心配しつつ
4kmだけ走ったのですが、今のところ問題なし。安心しました。
まだ禁酒は続いていますが、それもそろそろ解禁ですかね。
カープが勝てば飲むことにしましょうか。

2011年の「ホスピス緩和ケア週間」は、10月2日(日)~8日(土)です。
本日で終わりというわけですが、
とくに何か大きなイベントをするということもありません。
ポスター掲示、チラシ配布をした程度です。

今年のテーマは
「すべての人に緩和ケアを」 です。

緩和ケアというと、
癌の末期に限定されたイメージを持っておられる方も多いでしょう。
でも
癌の初期から緩和ケアを並行して受けておくことが望ましいです。
癌治療と緩和ケアは車の両輪、とお考えください。
たとえば抗がん剤副作用による吐き気、食欲不振なども
緩和ケアチームが担当する仕事のひとつです。
緩和ケア医・緩和ケアチームに、早い段階から御相談ください。
治療医・治療チームは治療が終わればあなたのもとを去っていきますが、
緩和ケア医・緩和ケアチームは最期まであなたのそばにいます。

ホスピス、緩和ケア病棟というものは
現時点では末期がん患者と末期エイズ患者しか利用することができません。
現在では、そういう取り決めで運用されています。
癌と癌以外は明確に線引きをされているのです。(エイズは別)

しかし、
癌以外の病気であっても
痛みなどで苦しみ続けたくはないですよね。
癌以外であっても苦痛は出来るだけ軽くしてあげるべきだと思うし
緩和ケア医・緩和ケアチームは その力を発揮できるはずです。
そこで現在では
非癌患者の緩和ケア もおこなおう、おこなうべきだ、
という考え方が出てきています。

私たち在宅緩和ケアチームは、癌と癌以外を区別しません。
すべての人に緩和ケアを。
痛い、苦しい、という人は
できるだけ早い段階で緩和ケア医・緩和ケアチームに御相談ください。
私たちは、あなたが最期まで自分らしく生きることを支援します。

布野のアイス屋さん。カップアイスもあります。
定番のバニラ。おいしいです。
P1010282.JPG
★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です