すべての人に緩和ケアを
暑いですね。梅雨でしょうか、夏本番でしょうか。
アイスが恋しい季節になりましたね。
古い往診車は、エアコンの効きが悪く、暑いです。
新しい往診車を買うしかありませんねえ。
カープですが。
高橋昂也投手、3失点で負け。
3失点は よくやったのかもしれませんが、エースを目指すなら 相手に先に点をやってはいけません。
次回に期待しましょう。
今日は玉村投手です、応援しましょう!
さて、
当院のキャッチフレーズは
「すべての人に緩和ケアを! いつでも、どこでも、誰にでも!!」 です。
ここで重要なポイントがあって、
「すべての人/誰にでも」 というのは 患者さん本人は当然として、御家族も含まれるということです。
緩和ケアでは、残された方々の想い・悲嘆の心にも 対応をしていきます。
「グリーフケア」と呼ばれる部分です。
昨日は、ある方が午前中に退院され、 そのほんの少し後に 御自宅で息を引き取られました。
私たちは午後の訪問診療を予定しておりました。
つまり、まだ一度もお目にかかってないうちに お亡くなりになったのです。
(病院からは紹介状をFAXでいただいており、病名や状態は把握できております)
もちろん御自宅に訪問し、死亡確認をおこない、死亡診断書を記載・発行をします。
でも、
私たちの仕事は、そこで終わりではありません、そこがスタートとも言えるのです。
初対面となる御家族から 故人の生前のエピソードなどお話をお聞きします。
御家族は当然 気持ちが揺れ動いておられますが、(家に連れて帰ったのがいけなかったのだろうか、など)
家に帰るという決定は けして間違いではなかった、
考えうる選択肢のなかで 本人の思いに沿った 最善のことを選ばれた、
最善を尽くされたのです、御本人もそれを望まれていたことでしょう。
それを 何度も繰り返し 御家族にお伝えしていくのです。
御家族の方が、「やりきった、がんばった」と そう思っていただく。
御家族を支える。
これが私たち緩和ケアチームの大きな仕事でもあるのです。
もう一度。
「すべての人に緩和ケアを! いつでも、どこでも、誰にでも!!」
合掌。
御縁をいただいたことに感謝いたします。
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