キイトルーダは 効いとるーだ?
カープ、大瀬良投手の好投、いいですね!
丸選手が抜けたのは痛い。
投手陣のがんばりに期待しましょう。
今日は薮田投手です、大丈夫かな、応援しましょう!
さて、
ビヤガーデンで飲んで遊んだあとは お勉強です。
昨日は 日本呼吸器学会に参加してきました。大阪です。
ランチョンセミナー
講演:あなたはキイトルーダを使いこなせていますか?
~PD-L1高発現の意味を考える~
講師:神奈川県立がんセンター呼吸器内科 加藤晃史 先生
要点ほんの一部
(メモとっておらず、抄録集に抄録出ていないので 「記憶」のみですが。)
Ⅳ期 非小細胞肺癌のうちの PD-L1 50%以上の患者のうち、
PS0-2については
1次治療はベムブロリツマズ(=キイトルーダ(R))が推奨される。
という肺癌診療ガイドライン2017となっている。
かなりの長期生存が期待できる人が一定の率 存在している。
3年生存率のあとの5年生存率は その後そんなに下がっておらず、
おそらくそのまま長期生存が期待できそうな生存曲線となっている。
治療で有効だった人については、その効果は長く続くことがあるようだ。
2次治療で使用するよりも、どうやら1次治療で使用したほうが 成績はいいようだ。
2次治療だと有効な率は半分くらいに下がる。
しかし、2次どころか かなりの治療後であっても 効いている人もいる。
PD-L1高発現でなく、発現が低い人に対しても ある程度 効果は期待できそうだ。
PD-L1が発現していない人、に対してすら 効果があるかもしれない。
というのは
生検あるいはリキッドバイオプシーでは
癌細胞を正確につかまえ反映しているとは限らない。
バイオマーカーの限界、というのは 常に考えておく必要はある。
EGFR遺伝子変異がある人についても、効果があるかもしれない。
そうなると
1次療法としては
「バイオマーカーの結果にかかわらず」
あの薬も、この薬も 最初から全て併用したほうが治療成績が良い、
ということになるかもしれない。
しばらくは そういう時代が続く可能性がある。
***(記憶による要点なので、違っていたらゴメンナサイ)
キイトルーダ(R)というのは
私の勤務医時代にはまだ出ておらず
開業後に使用されるようになった薬です。
しかし 非小細胞肺癌の1次治療薬として推奨されていますので
使用中、あるいは使用後の患者さんは当然います。
基幹病院と一緒に連携して在宅診療をしている患者さんもおります。
そんな薬、知らんわー、では すみません。
勉強を続けていかねば 患者さん・御家族の期待にこたえることが出来ないのです。
がんばります。
宇宙兄弟33
小山宙哉公式サイトで購入の限定版
可能なかぎりamazonでは買わないようにしよう、と思っております。
★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。
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