ズボンを買うときは
ズボンのポケットに穴があきました。
古いズボンでしたので、新しいズボンを買おう、ということになって。
フジで5000円以上購入すると、カープ観戦チケットの抽選に応募ができます。
じゃ、フジに行って買おうか、ということになりました。
当たるといいんですけどねえ。
さて、
先々週になってしまいました。
3月1日、県立広島病院 がん医療従事者研修会 に参加してきました。
テーマ:がん免疫療法最前線
~免疫チェックポイント阻害療法~
演題1:免疫チェックポイント阻害剤その作用機序
篠崎勝則 先生
演題2:悪性黒色腫
新田朋子 先生
演題3:癌発性肺がん
土井美帆子 先生
これまで「リンパ球療法」とか「免疫治療」と呼ばれているものはありますが
医療として推奨できるものは何もない、ということ。
広島大学でも リンパ球療法など取り組んできた歴史がありますが
有効率・効果が低すぎて、
現状では医療として提供する意義はない、として広島大学は撤退しています。
インターネットで調べると、末期がん・進行がんにも免疫療法、というサイトがありますが
有効性・有効率については書かれていないことがほとんどです。
なぜか?
公表し、人に誇るほどの有効性がないからです。
広島大学の結果では、有効率は1割ありません。
通常の抗がん剤(殺細胞性)では
単独治療の有効率が25%程度のものが多いです。
これより有効率が低いものは、保険収載されません。
要するに、抗がん剤としてはダメです、ということです。
これに対し、
従来のリンパ球療法とか、○○細胞療法というのは
保険収載に値する実績は得られておりません。
有効性が非常に低いからです。
ですから当然 保険が使える治療法にはなりません。
そんな治療法に時間とお金を費やすのは 推奨できません。
それくらいなら、家族で温泉旅行したり、家族でおいしいものを食べて
「いい思い出」を作るほうが よほど生きたお金の使い方と言えないでしょうか。
免疫療法にお金を費やしたのでは、
「効きもしない治療法に大金を失ってからに」、と
残された家族から恨み言を言われるのがオチです。
実際に、そういう方・御家族をたくさん見てきました。
効いた、良かった、という人は経験してはおりません。
「本人が選んだ治療なので仕方ないですが・・・
(もっと他にお金と時間の使い方があったのではないか)」
と言われる御遺族は たくさんおられます。
これまでの免疫療法ではダメだ。
では、今後はどうか?
非常に有望なものが出てきています。
これは次回に。
今週の花
★新型インフルエンザ情報
メキシコで豚インフルH1N1による死者140名以上だそうです。