ワクチンを打つか打たないか
寒いですねー。
往診・訪問診療に出動時は特に寒さを感じます。
日が当たると 往診車内はポカポカ暖かくなるんですけども。
今週末はどうでしょうか?
さて、ワクチンその3です。
どんな薬であっても副作用がないわけではありません。
効果と副作用をてんびんにかけ、有用性が上回る場合のみ 適用すればよいのです。
ワクチンも同じです。
筋肉注射ですから、痛み、腫れ、動きにくさ、といった症状は出る可能性はありますが
これは軽いものでしょう。
全身性の副作用が問題であり、熱が出る可能性はあるでしょう。
現在までに問題となっているのは アナフィラキシーと呼ばれるもので、アレルギーのひどいやつ、と思えばよいと思われます。
これで血圧低下などを伴えば アナフィラキシーショックということになります。
アナフィラキシーの段階で アドレナリン注射をおこなえば ひどい事態にならずにすむようです。
アレルギーを持っている方に生じやすい、という報道もありますが、
たとえば 喘息はどうなのか?
たとえば 花粉症はどうなのか?
まだほとんどわかっていません。
花粉症は国民病なので 有病率は非常に高い疾患なんですよね。
特定の病院の医療従事者への接種がはじまりました。
上記のような疑問に対応する実験的な接種、と言えましょう。
アレルギーを持っている方は、いろんな情報が出てくるまで待ったほうがよいと思います。
ちなみに。
開業医である私たちのところには、いつ頃ワクチン打てるのか、などの情報は
まだ全く何もはいってきません。
ちっともわからない状況です。
いいなー、医療従事者は先に打てて、と思われる方も いるかもしれませんが、まだ何も具体化していません。
打つか打たないか、は 個人の判断です。
私は接種受けるつもりですが、 絶対打たないと言っている医療従事者も知っています。
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