伊達直人現象その2
昨日のブログ、
7パパの伊達直人についてのブログを読まずにアップしていました。
10日の7パパのブログ、およびコメント欄をぜひお読みください。
当方の思ったことの大部分はそこにすでに書いてありました。
どうせ寄付するのなら、ランドセルという「用途限定」の物ではなく
現金を寄付していただけると
もらった方は状況に応じた最適な活用ができます。
そのほうが寄付の趣旨に合うことになると思われますので
全国の伊達直人さん、よろしくお願いします。
http://blog.goo.ne.jp/yuusakata/
で、昨日の続きを書く必要もなくなった、というわけですが
せっかくですので少し追加します。
日本にはボランティアとか寄付とか、あまり普及していないように思います。
特別な人だけがやっている、
特別な人だけがやればいい、
そう思われているのかもしれません。
伊達直人としての寄付は
お金持ちがやっているのだろう、と思われた方、ハズレです。
金持ちの人々は、ライオンズとかロータリーとかの団体に所属し
慈善事業をおこなう体制は確立されています。
本当の金持ちは、こうした形での寄付はしません。
少なくとも伊達直人は金持ちグループに入れてもらえる人ではないです。
ごく普通の退職者、零細自営業者、あるいは年金生活者だと思います。
そのへんにいる、普通の人ですよ、きっと。
(子どもや孫のいない人だろう、とは思います)。
寄付については、
税金を免除する、というような制度もありますが
この制度が適用される団体は多くはありません。
税金免除の制度がもっと広く利用できるようにすれば
寄付文化は定着していくものと思います。
行政に期待。
今回は児童養護施設への寄付でしたが、
他にも運営の苦しい団体はたくさんあります。
いわゆる老人施設、認知症施設などもそうですし、
社会教育団体、青少年育成団体の多くも資金面では苦労しています。
私が主宰する日本宇宙少年団広島分団だって、そうです。
子ども達のためになるお話をしていただける講師を東京から招いて
参加費無料の公開講演会を毎年開催していますが、
交通費の負担も安くはありません。
学校や公民館に目を向けてみても
たとえばかつて配備されたパソコンも
更新費用・修理費用がなくて故障したまま放置されているものも多いです。
公民館のパソコンは半分程度は使えなくなっています。
どこが、どういう援助を必要としているか、
それを広く知らせるのがマスコミの役割ではないかと思います。
そうすれば、必要な所に必要な援助が行く可能性が高くなります。
そのほかにも
手助けしてくれるボランティアが不足している団体、施設も
たくさんたくさんあります。
別にお金や品物の寄付だけが求められているわけではありません。
どうかお気軽にボランティアをやってみてください。
ランドセルでいいのか?(現金のほうがいいよ)
児童養護施設だけでいいのか?(援助を求めている所は他にもたくさんあるよ)
お金や品物だけでいいのか?(物やお金じゃないよ)
特別な人だけでなく誰でも寄付・ボランティアできる世の中にしましょうよ、
というお話でした。
オステリーア桂
当院では昨年、前院長が亡くなったため忘年会はしませんでした。
今年になり、めでたい事があったので新年会をおこないました。
完全予約制、びっくりするほどお安いです。
特集 鳥インフルエンザの現状
毎日新聞 2011年1月13日 よくまとまっています。
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110113dde012040026000c.html
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