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健康寿命 広島県女性は最短

2018年03月11日  

昨日は昼間は暖かかったですね。
薄着の人も見かけました。
でも、夕方からは急にさむくなりまして、
コートがない人は寒さに震えあがっただろうと思います。
当分は同じような状況と思いますので、防寒に注意しておきましょう。
花粉症の人はフリースやセーターではなく、すべすべ素材のアウターがオススメです。

今日は3月11日。
地震対策について、脱原発について
少しの時間でいいので 考える日としましょう。
原発の危険性など、ウソをつき続ける日本政府と大企業。
今の 文書書き換え問題も 全く同じことが繰り返されています。
日本をよい国にするにはどうすればいいのか、考えましょう。

さて、広島県がっかりなニュース。

健康寿命 広島県女性は全国最短
NHK newsweb 2018年3月9日
http://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20180309/0000128.html

広島で なぜ健康寿命が短いのか、
その理由は当方にもわかりません。
しかし、
在宅医療をやっていて、少しだけ思い当たることがあります。
「高齢の方々の多くは、栄養が足りない」、ということ。

緩和ケア薬剤師によりますと
昔は 「ご飯に佃煮、味噌汁」 が 食事のイメージでした。
その食事イメージのまま高齢になっている人、とくに女性が多いようだ、と。
実際に在宅の高齢の方の食事内容を聞き取りしてみますと
たんぱく質がほとんどありません。
たんぱく質の例としては肉魚卵とうふ、といったところ。
でも「私は肉は食べません」という人も多いですし、
「卵は体に悪いから食べません」という人もおります。

「卵を食べるとコレステロールが高くなる」と
昔は言われていたことがあります。
しかし、現在ではそれは否定的です。
コレステロールは、食事で摂取したものからくるのはわずかであり、
大半は自分の体で合成されるもの、だからです。
食事の影響はほとんどないのです。

広島県では「卵は体に悪い」キャンペーンが効きすぎて
その後遺症として健康寿命が短い女性が多いのではないか。というのが当方の仮説。
だとすると
健康寿命を延ばすためには
卵は悪いという洗脳状態を消し去らねばなりません。
「たんぱく質を摂ろう、卵を食べよう」キャンペーンをしたほうが
いいのではないかと思います。

大学の管理栄養士コースや保健師コース、あるいは社会学関係の方など
高齢者の「食事に対するイメージ」と 過去の健康キャンペーンの関係
について 調査されてみてはいかがでしょう?
かつて保健師ががんばって活動していた県ほど 現在の健康寿命が短い、という
想定とは逆の結果が出るかもしれません。

今週の花
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★インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。
手洗い咳エチケット、よろしくお願いいたします。

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