南海トラフ巨大地震で一番恐れなければいけないこと
暑いですね。
午後の往診・訪問診療の時間帯に
車も歩行者・自転車も少ないような気がします。
小学生の姿を見ることが激減しています。
家でおとなしくしているのがいいですが
小学生は外で遊びたいでしょうねえ。
平和式典に参列される方など、体調を整えておきましょう。
カープ、大瀬良投手で勝利、いいですね!
ほんもののエースに育ちました。
気が早い話ですが、この成績を来年も再来年も続けてほしいですね。
今日は高橋昂也投手です、応援しましょう!
さて、
わかりやすい解説といえば 池上さん。
記事を見つけましたので 紹介しておきます。
池上彰氏が解説する「南海トラフ巨大地震で一番恐れなければいけないこと」
池上さんに聞いてみた。
文春オンライン 2018年7月31日
http://bunshun.jp/articles/-/8316
まずは池上さんの記事を読んでみてください。
一番恐れなければいけないこと、を想定し
普段から それに対する備えをしておくこと、です。
想定される災害は住んでいる場所で違います。
山の近くに住んでいる人は土砂災害を想定すべきでしょうし、
川の近くに住んでいる人は氾濫を想定すべきでしょう。
そして
私たちのように海の近く、沿岸部に住んでいる人は
津波、浸水 を第一に想定しなければなりません。
では、
対策はどうすべきか、です。
浸水の想定される高さは公表されています。
1階だけが水没するエリアもあるでしょうし、2階も水没するエリアもあるでしょう。
東日本震災でわかったように、津波での死因は「水死」です。
水の来ない場所まで逃げるのが基本となります。
逃げる方向は2つ。上に逃げるか、遠くに逃げるか。
上に逃げる場合には 3階以上に逃げましょう。
遠くに逃げる場合には 少なくとも広島城よりは北側に逃げること。
できれば安佐市民病院のエリアまで逃げるように
患者さんには説明しています。
建物の3階以上なら大丈夫か、というと。
海水に浸されますので、停電します。
停電もこわい。
しかも、停電から復旧は絶望的に時間がかかります。
在宅酸素や在宅人工呼吸など「停電すれば命にかかわる」人は
上に逃げるのではなく遠くに逃げるという一択しかありません。
どうやって、誰に連れられて逃げるのか、まで 決めておく必要があります。
水没エリアでは、3階以上の建物に孤立して生き延びる状況となります。
孤立もこわいです。
西日本の広範囲におこる災害なので
救援隊もすぐには来ません。
浸水で孤立したところに、水も食料もすぐには来ない、ということです。
新型インフルエンザのときに
「2週間分の水・食料を備蓄しておきましょう」
と 私たちは地域で講演・広報してきました。
まったく同じです。
「2週間分の水・食料を備蓄しておきましょう」
電気に頼らないものを装備しておく必要もあります。
調理にはカセットガスコンロ。
おすすめは手回し発電ライト・ラジオで、しかも携帯電話に充電可能なもの、です。
1家に1台、できれば1人に1台 用意しておくほうがよいでしょう。
最近食べた和菓子
平安堂梅坪 わらびもち(小倉、抹茶)
平安堂梅坪は 買収されるという記事が出ておりました。
商品の方向性が変わるかどうか、注目ですね。
★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。
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