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厚生労働省の働き方改革

2019年09月3日  

カープ、
今日はジョンソン投手です、神宮ですが雨はどうですかね、応援しましょう!

 

さて、
医師は、休みが非常に取りにくい業種です。
現在の「主治医制」だと、
入院患者に何かあるたびに、主治医が呼び出され 休日でも夜間でも出勤をせねばなりません。
家族旅行にも行けない。
子供の運動会、音楽発表会の途中でも 呼び出されたら行かねばならない。
若くて体力がある時なら こんな呼び出しにも応じていけるでしょうが、
体力は60歳70歳まで 同じように続くわけではありません。
知力と体力、経験、やる気 を総合してみると、40歳頃がピークになるでしょうか。
それを過ぎると、「当直の翌日には 体力が続かないこと・頭が回らないこと」が 自覚されてきます。
現在の主治医制では、「もう体力的に無理だ」、「病院を辞めていくしかない」、という医師が続出します。
ということで
現在は、「医師の働き方改革」ということに 各病院は取り組まざるを得ない状況になっています。
(別な理由もあるのですが、それはまた別な機会に。)

主治医制 というのは、ごくごく近いうちに「過去の制度」となるでしょう。
共同主治医制・グループ主治医制 へと変わっていくことになります。

患者さんや御家族も
「主治医の先生を呼んで下さい」なんて 言わないようにしていただかないと
この働き方改革はうまくいかない、ということになってしまいます。

 

でも
その医師の働き方改革の本家本元である厚生労働省こそが
ちゃんとした働き方を出来る仕組みにしていかねばならないでしょうね。

「人生の墓場に入ったとずっと思っている」。厚労省の職員や退職者の叫びと改革への動き。
厚労省の若手たちが動いた。
BuzzFeed News 2019/08/26
https://www.buzzfeed.com/jp/kensukeseya/kourousyou-1

 

改革というのは 人の手を借りておこなう、とか
為政者のツルの一声でおこなう、というものではなく、
自分たちで考え、提案し、そして勝ち取っていくべきものと思います。
「厚生労働省の若手」の存在に いい未来が見えてきたように思っています。

 

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