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古今亭菊丸 広島寄席

2011年01月23日 , 

昨夜は、古今亭菊丸寄席から帰ってくると同時に、
広島市医師会夜間急病センターからSOSの電話。
インフルエンザ患者が押し寄せて待ち時間が非常に長くなっているので
臨時に出勤を頼まれ勤務してきました。
いつもは内科医師2名体制ですが、
忙しい時などは臨時で3名体制にするのです。
(待ち時間の長かった方々、申し訳ございません)

受診者はこれまでに比べ非常に多くなっており、
そのほとんどが高熱者。
検査すると、発熱者の多くがインフルエンザA型陽性でした。
インフルエンザ以外の胃腸炎や咽頭炎扁桃炎もおられますが、少しです。
(ノロと思われる感染性胃腸炎はだいぶ減っています。
インフルエンザとは別に高熱のある咽頭炎・扁桃炎が少し流行している印象あり)。

金曜日は7人の陽性者でしたが、
昨日は15名の陽性者が出ています。
(まだ数名 診察を待っていましたので
もう少し増えているかもしれません。)

1名は重症でK病院に救急車で搬送となりました。
昨年のインフルエンザは小児中心の感染であり、
成人にはそんなに重病イメージが残らなかったものですから
成人の中には油断している人がいるかもしれない。
でも、油断大敵です。

うがい手洗いマスク咳エチケット、よろしくお願いしますね。

さて、昨日の菊丸寄席。
古今亭菊丸師匠は、広島出身です。修道大学落研。
私たちの中学時代の恩師の家族が菊丸師匠、
というご縁がありますので
菊丸後援会に加入させていただいております。
私たちが結婚するきっかけとなった恩師です。

菊丸師匠は、年に何回かは上野鈴本演芸場などで
トリをつとめている古典落語の実力者です。
広島では年4回、定期的に寄席を開催しており、
場所は とうかさん(圓隆寺)です。
(暑い夏のみ たかの橋の上野学園 菊丸ホールで開催)。

昨日の新春寄席では菊丸師匠は
うどん屋
火事息子
の2席を演じられました。
ほかに前座で柳家喬の字、漫才ホンキートンクさん。
「色物」も毎回面白く、バラエティに富む顔ぶれが来られます。

菊丸師匠は
ものを食べる仕草 が絶品。
(他に人情噺のおかみさん、こっけい噺の1本ネジのゆるんだ子供
なんていうのも名人芸です。)
そばやうどんを食べる場面のある落語は、まさに名人です。
たとえば昨日は、鍋焼きうどんを食べる場面、
うどんの汁をすする音が、汁の量が減るにつれ、微妙に変化して表現されていきます。
これはまさに絶品芸としか言いようがありません。
ぜひ一度は菊丸師匠の寄席に足をお運びください。

次回は花見寄席、4月23日(土)18:30から、とうかさんで。
菊丸後援会問い合わせは082-243-3900上野学園まで。

写真は義母の誕生日でのシャンパン。
フルサイズだと飲みきるのに3日かかります・・・。
P1140092.JPG
★インフルエンザ情報
広島県内では14の保健所管内のうち4つで
インフルエンザ注意報レベルを超えています。
https://hasseidoko.mhlw.go.jp/Hasseidoko/Levelmap/flu/2010_2011/2011_02/34_hiroshima.html

広島市、県ともに休日なので
学級閉鎖などの情報は更新されていません。

宮崎県では、高病原性鳥インフルエンザを確認した農場での
殺処分が終了しました。
すばやい動きですね、すばらしい。

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