吉島公園の紅葉
昨日は 気温も上がり、すごしやすかったですね。
往診・訪問診療に いい日よりでした。
部屋で暖房をつけている人もおり、その部屋は暑かったです。
夜まで暖房切ってはどうですか、と お話しました。
昨日、吉島公園の紅葉の写真、撮りました。
見ごろは今週いっぱいでしょうね。
さて、
医療費の改定の問題です。
財務省によれば 開業医は儲けすぎ、だそうです。
来年度の診療報酬改定“人件費など引き下げで負担軽減”財政審
NHK 2023年11月20日
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231120/k10014263301000.html
政府は 医療機関の従業員に対しても 給与アップを求めているわけです。
その原資は 診療報酬です。
診療報酬が引き下げ、ということは 給与増は むずかしい所が ほとんどではないか、と思われます。
当院は コロナバブルは ありませんでしたし(既報)、
国の基準以上に 従業員の年収はアップしてきております。
コロナ特例がなくなれば、医療機関の収入は 減少します。
医療費削減という意図は わかりますが、
収入減が確実な状況で、 収入源をさらに削りますか?
ということです。
コロナでボロ儲けしたところも あるでしょう(コロナバブル)。
それもこれも
ワクチン打て、補助金出す、
とか
コロナ検査せよ、
とか
コロナ診療せよ、費用は上乗せで出す、
とか
国の政策に従っただけ、なんですよ。
それで、「儲けすぎ」って 言われてもねー、 という医療機関が大半と思います。
人件費削減って、いったい何言ってるんだ^、です。
平均値の おさらいをしておきます。
収入0円のところが9か所あるとして、
収入1億円のところが1か所あるとして。
この業界の平均収入は 1000万円 です。
「1000万円も! こんなに儲けやがって」 というのは 実は たった1か所しかない、ということが おわかりいただけるでしょうか。
コロナ初期には 小児科や耳鼻咽喉科など 患者が激減し、
銀行融資で 何とか倒産せずに生き延びた、というところも 多いんですよ。
診療報酬引き下げ提言に医療界反発必至 医師会幹部「絶対飲めぬ」
産経新聞 2023/11/20
https://news.yahoo.co.jp/articles/43a9eea43e0dee2da9ddf630c200559be93a86e6
ぜったい飲めぬ、というならば ストライキを決行すればいい、と 思います。
医療への支出と言うのは 国民の生活の安心・安全のためでありますし、
国防の一環であります。
また 医療機関従業員の給与アップに つながる話であり、首相の目指すところだと思います。
要するに
医療費というのは 負の支出ではなく、
国民にとってプラスの支出なんだ、ということなんです。
もちろん
一人あたり年間 数千万円という治療薬については議論が必要で、
適応患者を厳格に定める事、
そして 自己負担額を ある程度の額で設定することが 必要と思います。
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