咳が長引く人が増えています
2015年06月8日 :感染症,緩和ケア医のつぶやき
カープ、福井がよく投げましたね。
けっこう大きな外野フライを何度も打たれ
狭い球場ならホームランで敗戦投手だったかもしれません。
広い球場向きの投手でしょうかね。
今週はパリーグの本拠地で連戦です。
まず借金ゼロをめざして、応援しましょう!
さて、
先週いくつか重要なニュースが出ております。
少しずつ取り上げてみたいと思います。
サミットですが
伊勢志摩サミットに決まりました。
その前の準備段階で局長級会議とか外相級会議とか
あるのかどうか。
岸田さんが外相ですので
もし外相会議などがあるのでしたら
それはぜひ広島で開催してもらいたいですね。
長引く咳の人が多くなっている印象です。
現在広島では咽頭結膜熱が警報中ですがピークはすぎた感じ。
ほかにA群溶血性レンサ球菌咽頭炎が警報中。
感染性胃腸炎も警報中です。
で
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎なら抗生物質が効きそうなものですが
長引く咳の人で各種抗生物質の効きが悪い人がいます。
アレも、コレも、効かない。
ミノマイシンが少し効く印象はありますが
すごく効く印象ではありません。
マイコプラズマや百日咳が増えているという情報はありません。
ヒトメタニューモウィルスが小児から検出されたと報告されておりますが
長引く咳の成人患者さんでは、熱が続いてはおりませんし
これとも言い難いです。
ヒトメタニューモが成人に感染したらどうなるのか、
というのも、まだあまりよくわかっていません。
まあ、ウィルス疾患であれば対症療法しかない、
咳止めで様子みるしかないのですけれども。
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