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地域医療を守る薬

2015年09月9日  

昨夜は広島市中区医師会 学術講演会に出席してきました。
ですからカープは見たり聴いたりしておりません。
マエケン、0点で勝利、よかったですね。
大リーグのスカウトに
0点で抑えて勝つ!
という姿を見せつけておかないとね!
今日は福井投手です、応援しましょう!
左投手でもかまわず蹴散らしてやりましょう!!

さて、昨夜の講演会です。
講演:地域医療におけるPPI治療の意義
講師:県立広島病院総合診療科 宮本真樹部長

要点
高齢化にともない、足腰の痛みなどで鎮痛薬が処方されることも増えている。
また 心房細動(不整脈。ほうっておけば脳卒中になる)、
あるいは脳梗塞後、心筋梗塞後、冠動脈ステント後などで
いわゆる「血液サラサラ薬」を処方されることも 増えている。
ところが、
これら「血液サラサラ薬」は、胃からの大出血を引き起こし
命に関わる状況になることがある。
そうなると
当直医師も、他の医師・スタッフも
夜間に突然呼ばれ治療に大忙しになることもある。

そこで、
血液サラサラ薬を処方するときには
PPI(胃酸を抑える薬)を同時に処方しておけば
消化管出血、胃潰瘍などの頻度をかなり減らすことが出来ます。
当直医にとっても、患者・家族にとっても
夜が幸せに過ぎていく
というのは とても大切なことなんです。
つまり
PPIの使用を整形外科とか脳外科、循環器科などに徹底を図ることにより
出血で急変する患者は減り、
当直医がバタバタあせる必要も減る。
常勤医の少ない過疎地病院にとっては、
「地域医療を守る」こととして、非常に意味のあることなのです。

医師が「胃酸を抑える薬も一緒に出しておきましょう」
と言った時に
「胃は悪くないのでいらないです」
とは言わないようにしてください。
夜中に血を吐いて救急車で運び込まれる、という危険性を減らすために。

他にもいろいろコツを教えて頂きました。
老人ホーム、特別養護老人ホームなどにおいても
活用できる情報がいっぱいでした。

カルビー おさつスナック
安納芋はいりました
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★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

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