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大江健三郎氏講演会に行きました

2010年10月4日  

10月2日(土)は、
アステールプラザ大ホールで大江健三郎さんの講演会があり
参加してきました。
ノーベル賞(文学賞)受賞者であるとともに
広島とも非常につながりの深い方です。

広島に来るとき、用意していた切符が見つからず
新幹線切符を買い直して広島に来られたそうです。
そのお話からはじまって。
これには息子さんの大江光さんがかかわっていた話。
大江光さんがカープファンである話、
光さんが広島を題材にした音楽作品を作った話などへ広がり、
そうして本題へ展開していきました。

いろいろな問題に触れられましたが、
2点のみ御紹介します。
1:広島について語るときに、
ヒロシマ、ナガサキは世界で最初に原子爆弾の被害を受けた都市である
という表現をされる方がいる。
そうではなく、もっとポジティブに、
ヒロシマ、ナガサキは原子爆弾の被害を受けた最後の都市である、
(=核兵器は廃絶されたので今後二度と核兵器による被害は出ない)
と言えるようにならなければいけない、
というお話をされました。
核兵器廃絶は、私が社会的に活動できる10年以内の実現は無理だろうけれども
20年25年先には実現は可能である、と話されました。

2:若いうちに、人間的にすばらしい尊敬できる人に出会うことが大切だ
ということをお話されました。
大江健三郎さんは2人の名前を挙げられ
フランス文学者の渡辺一夫さん、
広島赤十字病院院長の重藤文夫さん に出会えたことで
その後の人生に大きな影響を受けた、とのことです。
28歳のときに重藤院長に出会い長時間のインタビューをおこなったそうです。

私は、若者に対して、信頼してもらえる・尊敬してもらえる生き方を
しているでしょうか。
もっとがんばらないといけないな、と思いました。

大江健三郎さんの 「ヒロシマ・ノート」
もう一度読み直しておかなければ、と思いました。
たぶん家の中で行方不明になっているので
近いうち書店で購入しましょう。

ツユマメさんオフ会の会場は 居酒屋むろか。
http://www.muroka.com/
さんまバーガー。
小さくてかわいいバーガーですが、確かに匂いはサンマ。
muroka.jpg
★インフルエンザ情報
高齢者のインフルエンザワクチンの費用は
自治体が一部を負担してくれます。
このため高齢者の自己負担金は
広島市や廿日市市では1000円です。
高いな~、もっと安くすればいいのに、と思う方もいるでしょう。

でも、広島は、市ががんばっているほうなのです。
京都市では65歳以上の自己負担は1500円。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101002-00000036-kyt-l26

福岡市では1200円です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100930-00000232-mailo-l40

広島市長、がんばっています。応援しましょう!

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