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宇宙飛行士選抜試験を受けて、その後の人生

2024年02月18日  

昨日は 暖かかったですね。
ウルトラライトダウンを脱いでの 往診・訪問診療できました。
今日も暖かいといいですね。
週明けからは雨模様です。

 

さて、
2月16日の金曜夜は オンラインの勉強会でした。

日本宇宙航空環境医学会  令和5年度宇宙基地医学研究会
テーマ:宇宙飛行士への挑戦
~日本人宇宙飛行士選抜試験を受けて、その後の人生~
【概要】今回の宇宙基地医学研究会は、過去の日本人宇宙飛行士選抜試験受験者が選抜試験
を経て人生観をどう変え、その後の人生に活かしてきたか・・・
***

こういう学会がある、ということで 驚かれる場合もあります。
まして、宇宙基地(月面基地など)を医学的側面からまじめに研究している人たちがいるなんて・・・、
と 思われるかも しれません。

しかし、いるんだなー、これが。
宇宙基地での医学的課題について検討し、GOサインが出ないかぎりは、
宇宙基地を建設し 宇宙基地に人を送り込むことなんて できないでしょ!

 

宇宙医学に関わっている医師には 宇宙飛行士選抜試験を受けた経験を持っている方も多いです。
もちろん、選ばれていれば 宇宙飛行士になっているわけですから、
落選しているわけですね。
でも 宇宙に関連する仕事についている。

 

共通して言えることは
宇宙飛行士の選抜試験を受けた同期生というのは 「仲間」なんです。
マンガ「宇宙兄弟」は 実際の宇宙飛行士選抜試験の状況を よく描いていますが、
「ライバルを蹴落としても 自分が合格したい」という人も 描かれています。
が、そういう人は 実際には まず いないです。
「この中の誰が選ばれたとしても 異議はない、みんな ものすごく すばらしい仲間だ!」
という思いを抱くのが 実際の宇宙飛行士選抜試験なんです。
そこだけは マンガ「宇宙兄弟」に異論を言いたい、という人は多いです。

私も 若田宇宙飛行士(第2期の宇宙飛行士)が選ばれた時の宇宙飛行士選抜試験を受けて、国内合宿選考まで進みました。
ファイナリスト(NASAでの合宿選抜)には残りませんでしたが。
すばらしい仲間たちとの交流は 今でも続いています。
全員一致で「私たちは若田宇宙飛行士を支える!」と それぞれ活動もしています。
その時の経験を若い世代に伝えていくために、私は 日本宇宙少年団広島分団 分団長を やっております。
(宇宙飛行士選抜試験を受けた分団長というのは これまでは私一人だけだったですが、
今では2名になっていると思います。)
近々、過去の宇宙飛行士選抜試験を受けた全世代の人が集まるミーティングも 開催される予定です。
宇宙飛行士選抜試験を受ける、受けた、という経験は
私のような高齢者になっても かなりの影響をおよぼしています。
人生を変えた出来事、と言えます。
もし受験しようか、どうしようか、と考えている人がいるとしたら、「ぜひ受けましょう!!」と 言いたいですね。

 

広島八雲
先週は 義母を外に連れ出すのに、しゃぶしゃぶにしました。
外に連れ出す・歩く、会話する、肉を食べる(たんぱく質を摂る)が 大事です。
それが出来なくなったら 寿命(本人に延命希望はありません。自然に、が 御希望)。
つきだし、刺身・小皿、しゃぶしゃぶ(ごまだれに 入れています)、雑炊。
酒は 誠鏡まぼろし 吟醸酒です。八雲創業60周年記念ボトル。

よろしければクリックお願いします。はげみになります。
広島ブログ  

1月17日、私どもの本が出ました。

紀伊国屋WEB
在宅緩和ケア医が出会った「最期は自宅で」30の逝き方 – 光文社新書
髙橋浩一
価格 ¥924(本体¥840)
光文社(2024/01/17発売) 電子書籍もあります
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784334101992

公民館での講演など、お引き受けいたします。
日程次第です、御相談ください。

 

【業務連絡】医師募集。内科・外科・総合診療科・緩和ケア科に限りません。
新型コロナ対応をきっかけに
「医療の在り方」、「医療の目指すべきもの」について
考えを深めた方・考えを改めた方も多いと思います。
もし
「今は東京や大阪(等)で働いているが、地元広島に帰って働きたい」
とか
「病院勤務医よりも もっと患者に寄り添いたい」
「今の病院の勤務形態では 体を壊してしまうのではないか」
「これだけがんばって働いているのに、むくわれないというのは、病院というのはおかしいのではないか」
など考えはじめた医師の方は どうぞ当院に御連絡ください。
「給料よりも 生きがい・働きがい」を求めている方、よろしくお願いいたします。
(「給料優先」という方は、イナカの病院なら「過疎地手当」が上乗せされますし、
医師求人サイトで探されると「高給優遇」のところは見つかると思います。
ただし、高給優遇で求人するということは、キツい職場、あるいは やりがいは少ない職場だ(やり手がいない)という覚悟は必要です。)
広島はコンパクトな街で、衣食住、そして働くにも子育てにも いい所だと太鼓判押せますよ。
当ブログを御覧になり、院長の理念に賛同された方、どうぞ御連絡よろしくお願い申し上げます。

在宅診療は楽しいですし、在宅緩和ケアは やりがいありますよ!

【おまけ】
当院では 春レク、夏レク 等で、職員のカープ観戦をおこなっています。
今年からはサンフレ観戦も おこないます。(予定ですが、ほぼ確定)
カープ、サンフレファンの医師のかた、当院に就職すれば いいことありますよ。

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