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広島で想定される地震被害

2016年09月7日  

今日は台風による風雨に警戒でしょうか。
カープの試合はどうでしょうね?
巨人が負けてくれれば地元胴上げあるのですけど。
自分たちは勝つしかないですね。
今日は薮田投手です。
応援しましょう!

昨夜はウエーブがおこったそうですが。
広島菊池「プレー中ウエーブやめて」ファンにお願い
日刊スポーツ 9月6日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160906-00000144-nksports-base
ウエーブは、試合開始前とか、攻守交代時・グラウンド整備時など
プレーしていない時間帯に限定したほうがいいようですね。
菊池のスーパープレイを見たいですからねえ。

さて、
緩和ケア薬剤師が9月1日に出席した研修会について。

第14回 災害時医療研修会
主催:中区地域保健対策協議会
講演:広島圏域で想定される地震被害について
~活断層の動きを知り、専門職として災害に備える~
講師:広島大学名誉教授 中田 高 先生
要点
過去の中国地方の地震被害(死亡者)をみてみると
芸予地震ではせいぜい数十名の死者しかない。
南海トラフ地震では数百人レベル。
これに対し内陸地震である鳥取地震では1000人以上、
同じく内陸地震である浜田地震では800名以上の死者が出ている。
南海トラフ地震では広島は震度5が想定されるが
地震だけについていうと こわいのは内陸型(直下型)である。
広島圏域には五日市断層、己斐断層がある。
どちらも横ずれ断層である。
河川の断層変位をグーグルアースで探すだけでも 断層がある場所はわかる。

カリフォルニアでは、活断層が判明すれば
15m以上離れないと建築物を建設することが出来なくなった。
しかし、日本では、広島でも、活断層の直近に家が建っている。
日本全国を見ると、活断層の直近に病院が立っている、という事例がある。
中国地方でも2つ、活断層のわりと近くに立っている病院がある。

また、山を切り開き団地を造るときに
谷を土砂で埋め立てて平地にした部分もある。
埋め立てた場所は地盤が軟弱で、揺れに弱い。
己斐断層の近くに、そういう団地がある。
切り開いた場所は地盤が強く、埋め立てた場所は弱い。
同じ団地内でも地震に強いエリア、弱いエリアが混在していることになる。
旧市内は三角州で地盤は弱いし、昔の川や堀などを埋め立てた土地というのもある。

地震は来ない、と思うのではなく、
地震が来ても大丈夫な備えをすることが必要である。
活断層の場所(=大地震の発生場所)がどこにあるか調べ、知る。
自分が住んでいる場所はどういう場所なのか、知る。
少なくとも活断層の直上には住まない。
大きな地震でも倒壊しない家に住む、耐震補強する。
地震保険にはいる。
診療所などは自家発電装置を持っておく。

最近食べたチョコレート
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★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

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