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広島市中区で震度3でした

2024年02月27日  

昨日は 往診・訪問診療のときに 通り雨でした。
けっこうな勢いで雨がふり、すぐにまた晴れました。
洗濯物を干していて 雨に気づかなかった方も 多いようでした。
大丈夫だったでしょうかねえ。
高校生など 自転車で 「濡れるしかない」状況の人を 何人も見ました。
濡れたけど ずぶ濡れまではいかなかったと思うので、カゼひかなければ いいですけれど。

インフルまだまだ流行中です。
インフルエンザB型は あまり典型的な症状ではない場合もありますので、
疑って検査しなければ 「胃腸炎でしょう」というケースなどもありえます。

 

カープのチケットですが。
昨日の21時でも e-プラス で チケットまだ販売しています。
平日の内野指定、外野指定は まだまだ売っています、たとえば日本ハムとの交流戦など。
土曜のチケットはさすがに自由席以外は売れましたね、たとえばロッテ戦など。
平日の試合チケットでよければ e-プラスが いいと思います。
「先行・抽選」ではなく「先行・先着」ですので、 申し込めたら確実に買えるわけですので。

 

さて、
昨日の地震では、中区でも揺れましたね、震度2かと思いましたが3でした。
ぬっ、来るか?? と 身構えましたが、すぐに収まったので よかったです。
東南海トラフ大地震では 広島市中区での予想は震度6。 2分くらい揺れます、立ちあがって逃げ出すのはほぼ不可能です。
古い木造家屋は この段階で倒壊する可能性もあります。死亡原因の多くは倒壊による圧死です。
耐震補強(L字金具など)してあれば かなり防げます。
その1時間半後に津波が来ます。
津波では、死亡原因の多くは溺死です。防ぎようはなく、逃げるのみ、です。
避難のキーワードは「上へ北へ」! です。

 

周防大島町 防災講演会で 勉強になったこと。
4:巨大な防潮堤を作っているエリアもある。
高台に地域ごと移転して、防潮堤は作らなかったエリアもある。

大震災前にも 大きな防潮堤が設置されていたエリアもあるのですが、
それを超えた大きな津波が来たわけですし、 引き波で 強大な防潮堤がひっくり返されました。
そこで
「さらに巨大な防潮堤の建設を」要求するエリアも あります。
今は 釜石の海岸沿いに車を走らせても、海はまったく見えないそうです。
海沿いの町、のはずなのに、 海が全く見えない。
こういうのって、どうなんでしょう?
と 講師の先生は 疑問に思われておりました。

これに対して
高台移転を決めたエリアもあり、「防潮堤は いりません」ということに なりました。
そこからですと 海が見えます。海に近寄ることもできます。
海辺には商業施設があれば いいのです。カフェやレストランや、漁港施設など。
人が住む場所ではなくて。

 

巨大防潮堤に囲まれた町では、
海辺の町に育ちながら その子供たちは 日常としては海を見ることがない。
また、海辺で遊ぶこともない、海に親しめないわけです。
「海辺の町」という地元に 愛着を 持つでしょうか、地元愛は育つでしょうか、
海の光景に心が動かされるだろうか・・・、と私は思います。
巨大防潮堤を作れ、という人は 技術を過信しているんじゃないかなあ。
音楽や文学など芸術面、人の気持ちを 軽視しているんじゃないかなあ。
どんなに巨費を投じても それを超える自然災害は必ずおきます。
それに巨費を投じるのではなく、「逃げる、避難する」に 巨費を投じたほうが いいんじゃないか、と思います、個人的には。

広島でも津波が想定されますが、
巨大な土手でぐるっと囲む、というのは やめてほしいな、と思います。
地域で事前に みんなで相談しておいたほうが いいですね。
釜石では 震災後に戻ってこない住民も多く、人口は1/3くらいになったエリアもあるそうです。

 

山口県大島 防災講演会のあとは、海辺をロードスターで走って帰ります。
潮風公園みなとオアシスゆう レストラン潮風 で 昼食。
カツカレー、かつ丼。
けっこうなお客の入りで、 空きテーブルは2個しか ありませんでした。
私たちのはいったあと、すぐに満席に。
刺身定食、しおかぜ定食(刺身あり)は いずれも数量限定で、売り切れでした。残念!
早い時間にお店につかないと 刺身には ありつけないと思います。

ここは 人工浜です。砂を入れ替えている工事中でした。

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