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広島県緩和ケア支援センター、終了

2018年02月18日  

昨日は県立広島病院 2階 講堂で開催された
施設緩和ケア従事者研修会 に出席してきました。
演題:今後の緩和ケアの役割とあり方について
~第3期がん対策推進基本計画から~
講師:淀川キリスト教病院 緩和医療内科 池永昌之 先生
要点
今回の診療報酬改定は緩和ケア病棟にも及んでいます。
緩和ケア病棟は、今後は2つの類型に区別されていきます。
1つは、入院待ち時間が短く、入院期間も短いタイプ。
もう1つは、入院期間が長いタイプ。(従来とほぼ同じ)
わかりやすい表現をすると
急性期型と療養型、といったイメージです。
急性期型というのは
状態の悪くなったガン末期の方を急いで受け入れ、
(状態が悪いために)入院期間が短くお亡くなりになる、
あるいは状態を落ち着かせることができれば
いったん退院して在宅緩和ケアに移行していただき、
また悪くなった時に再入院していただく。
そして空いたベッドには次の患者さんを次々と受け入れる。
回転の早い、一般の「急性期病院・急性期病棟」と同じようなイメージです。

もうひとつは
ゆっくり入院していいですよ(入院期間の制限はありますが)
という、あまり退院について言わない従来型のイメージです。

緩和ケア病棟は、このどちらを選択するのか、決めていかねばなりません。

都市部ではがん患者も多く、
緩和ケア病棟での専門的管理を要する方も多いわけで
入院待ちが数か月、という状況になっているそうです。
これでは、必要な人に必要な緩和ケアを届けることが出来ません。
入院待ちを2週間程度に短くしたい、という状況ではあるそうです。

都市部以外では、「療養型」の緩和ケア病棟の運営で
それほど困った状況にはなっていないそうです。
***

講演の最後に、
本家先生から
広島県緩和ケア支援センターは3月末をもって終了となる、
というお話が公表されました。
えー!! ですよね。

国が緩和ケア重視の政策を始める前から
広島県は独自に緩和ケア支援センターを作り、
緩和ケアの普及に取り組んでおりました。
各がん診療拠点病院の緩和ケアチームの活動も定着してきており
今後は各拠点病院を中心とした「地域連携」としての動きになっていくもの、と思われます。

フタバ図書 八丁堀店で買いました。
かいけつゾロリ 30周年 王子さまになるほうほう
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★インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。
手洗い咳エチケット、よろしくお願いいたします。

講演等のおしらせ
3・11 フクシマを忘れない!さようなら原発ヒロシマ集会
私たちはフクシマを忘れない
2018年3月11日(日)
第一部10時~広島弁護士会館3階ホール
第二部13:30~原爆ドーム前
【呼びかけ人】
坪井直・森瀧春子・山田延廣・岡田和樹・秋葉忠利・鎌田七男
チラシは以下
http://zeronpphiroshima.daa.jp/events/180311a4.pdf

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