往診と訪問診療
昨日も夜に在宅看取りがありまして、
カープは試合の終わりころをラジオで聴けたのみです。
守備の乱れが失点につながっての敗戦です。
しかし、それまでに点をとっていれば勝てた試合。
1番菊池、3番ロサリオはいいと思います。
調子のいい打者に、打席を少しでも多く回す。
丸の調子が悪いのであれば、菊丸の順番にこだわる必要はなく
丸6番でもいいかもしれません。
4番候補に苦労していますが、阪神帰りのA選手が4番を打つようでは
カープ優勝はありません。
A選手は代打専門でいいと思っています。
岩本が一皮むけてくれないですかねえ・・・。
手術した栗原はどうなっていますかねえ・・・。
さて、
往診と訪問診療のちがいについて。
基本ですが、おさらいしておきましょう。
患者・家族の求めに応じて
患家に行って診療するのが「往診」です。
これに対し、
毎週〇曜日×時にお伺いします、と
計画を立てて患家に行って診療するのが「訪問診療」です。
往診は、複数の医療機関が関与してもかまいません。
内科疾患の在宅患者に、もし皮膚疾患が発生すれば皮膚科の往診、という具合に。
これに対し
訪問診療は1つの医療機関に限って認められています。
2つ以上の医療機関からの「訪問診療」は 認められていないのです。
しかし、現在では 複数の疾患をもつ高齢者、重症在宅患者は珍しくありません。
患者・家族の側からみれば
通院できない病状なので 家に来てもらって診察してもらう というのは
何の問題もないように思われるでしょう。
そうでなければ家での生活は維持できない。
でも、「2か所からの訪問診療」は 現状ではダメなんです。
国は、在宅医療を国策として推進しようとしています。
東京保険医協会は厚生労働大臣あてに
訪問診療料は複数の医療機関で算定可にしてください
という請願を出しています。(2014年)
現場の声を、とくに患者家族の声を
政治家に届けなければいけませんね。
http://www.hokeni.org/top/public/2014public/pdf/140626kaiteidemand02.pdf
コメントを残す