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折り鶴と千羽鶴 2

2009年06月9日  
高橋裕子です。
先日の千羽鶴の話題です。
宇品に1万トンバースができて以来、
「ヒロシマ」を寄港地とする豪華客船が時々
港にやってきます。
まだフェンスができる前、かつてそこで上陸し、
「ヒロシマ」の現在の人たちと話をしたい
旅行客と、何度かお話ししたことがあります。「Sadako」の心は常にヒロシマ訪問者の心の中にあるのです。

「折り鶴は本を読んでも難しいから
折り方を教えてほしい」
と頼まれて一手順ごとに紙に貼ったものを
お渡ししたこともあります。
「ありがとう!これでSadakoの心をみんなでわかちあうことができます。
船の仲間や母国の家族や友人に必ず伝えます!」
とたいそう喜ばれました。
実際、市民レベルの平和外交は折り鶴交流会なのです。
ただたんに「ヒロシマ訪問の記念に折り鶴を折って下さい」
ということもありますが・・・

現在のヒロシマの繁栄は市民の努力だけでかなったのでしょうか。
世界中の人たちがヒロシマを想ってくださったから
折り鶴をとおして
「Sadako」の心を理解しようとしてくださったから
ではないでしょうか。

平和だからこそ他人をおもいやり、
よその国のもう亡くなってしまった子どものことを
覚えていてくださり、
難しい折り鶴をたくさん折り、糸をとおして
千羽鶴に仕上げ
ヒロシマへ届けてくださる。
なんとありがたいことでしょう。
実際にはヒロシマを「Sadako」の心を世界中の人が知れば
核兵器廃絶はできると 私は信じています。

今週の花 アルストロメリア、ヒトリムスメ、アジサイ
DVC00101konsyuu
新型北米インフルエンザH1N1 大きな動きはありません。
福岡での感染者は、小学生だけでなく中学生も。
千葉県でも患者数増加。予測の範囲内です。

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