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持続可能な地域コミュニティの実現

2024年03月24日  

昨日は 雨でしたが、寒くなくて よかったです。
中区の土手の桜は まだまだです。
来週、晴れて暖かくなれば・・・、ですね。

さて、
昨日は 広島市主催の
「持続可能な地域コミュニティの実現に向けたワークショップ」に参加してきました。
https://www.city.hiroshima.lg.jp/site/community-kasseika/371168.html
持続可能な地域コミュニティの実現に向け、市民、事業者、地域団体の立場でそれぞれ何ができるかを話し合ってみませんか?
https://www.city.hiroshima.lg.jp/uploaded/attachment/231449.pdf

 

私どもは「住み慣れた場所で最期まで」を基本テーマにしております。
そのためには 地域多職種連携が基本中の基本であることを 平成24年度 厚生労働省モデル事業「在宅医療連携拠点事業」に選定されて活動し、 理解しました。
それも、大きな行政目線(県や市)ではなく、できるだけ小さいエリアで 連携を組み立て、動かしていかねば 絵に描いた餅になるという結論に至りました。
ですから、その後 吉島圏域(中学校区)多職種連携会議に ずっと取り組んできています。

 

住み慣れた場所で最期まで、を 実現するには 「地域の力」が 勝負です。
目指すところは 要は地域コミュニティの再生・再構築です。
当院は、「地域で暮らす、地域で支える、地域で看取る」というキャッチフレーズを掲げています。

地域で暮らし続けるためには 災害に対応できる「地域BCP」という視点が必要となります。
BCPとは、「事業継続計画」のことです。
一事業所、一クリニックのBCPではなく、災害時に地域住民をいかに守り、地域を復旧させていくか。
令和5年度の厚生労働省モデル地域事業に手上げしたのは そういうことです。
つまり
私どもは 同じテーマを10年以上 取り組み続けてきているわけです。

 

今回のワークショップは 地域づくり、地域コミュニティづくりに関心があり、
実際に活動もしている方々との交流がありまして、
とても刺激になるものでした。
いろんな視点の学びがあり、ありがたいことです。

地域コミュニティの再生・再構築に、引き続き取り組んでまいります!

 

最近読んだ本 上記に関連している話も多いです。
自律と自立のまちづくり 河内山哲朗著(もと柳井市長)
https://www.amazon.co.jp/%E8%87%AA%E5%BE%8B%E3%81%A8%E8%87%AA%E7%AB%8B%E3%81%AE%E3%81%BE%E3%81%A1%E3%81%A5%E3%81%8F%E3%82%8A%E2%80%95%E2%80%95%E5%85%83%E5%B1%B1%E5%8F%A3%E7%9C%8C%E6%9F%B3%E4%BA%95%E5%B8%82%E9%95%B7-%E6%B2%B3%E5%86%85%E5%B1%B1%E5%93%B2%E6%9C%97%E5%9B%9E%E9%A1%A7%E9%8C%B2-%E6%B2%B3%E5%86%85%E5%B1%B1-%E5%93%B2%E6%9C%97%EF%BC%88%E3%81%93%E3%81%86%E3%81%A1%E3%82%84%E3%81%BE%E3%83%BB%E3%81%A6%E3%81%A4%E3%82%8D%E3%81%86%EF%BC%89/dp/4910590196

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1月17日、私どもの本が出ました。

紀伊国屋WEB
在宅緩和ケア医が出会った「最期は自宅で」30の逝き方 – 光文社新書
髙橋浩一
価格 ¥924(本体¥840)
光文社(2024/01/17発売) 電子書籍もあります
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784334101992

公民館での講演など、お引き受けいたします。
日程次第です、御相談ください。

 

【業務連絡】医師募集。内科・外科・総合診療科・緩和ケア科に限りません。
新型コロナ対応をきっかけに
「医療の在り方」、「医療の目指すべきもの」について
考えを深めた方・考えを改めた方も多いと思います。
もし
「今は東京や大阪(等)で働いているが、地元広島に帰って働きたい」
とか
「病院勤務医よりも もっと患者に寄り添いたい」
「今の病院の勤務形態では 体を壊してしまうのではないか」
「これだけがんばって働いているのに、むくわれないというのは、病院というのはおかしいのではないか」
など考えはじめた医師の方は どうぞ当院に御連絡ください。
「給料よりも 生きがい・働きがい」を求めている方、よろしくお願いいたします。
(「給料優先」という方は、イナカの病院なら「過疎地手当」が上乗せされますし、
医師求人サイトで探されると「高給優遇」のところは見つかると思います。
ただし、高給優遇で求人するということは、キツい職場、あるいは やりがいは少ない職場だ(やり手がいない)という覚悟は必要です。)
広島はコンパクトな街で、衣食住、そして働くにも子育てにも いい所だと太鼓判押せますよ。
当ブログを御覧になり、院長の理念に賛同された方、どうぞ御連絡よろしくお願い申し上げます。

在宅診療は楽しいですし、在宅緩和ケアは やりがいありますよ!

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