新型たばこ:健康を守るには何が必要なのか?
今日は高橋 昂也投手です。
応援している投手です、がんばってほしいですね。
さて、
昨日は 広島県医師会館であった たばこと健康・広島フォーラムに参加してきました。
1:加熱式たばこから発生する有害化学物質
講師:国立保健医療科学院 稲葉 洋平 先生
2:新型タバコ時代のタバコ対策
講師:大阪国際がんセンター 田淵貴大 先生
要点
タバコ会社は、自分たちにとって都合のよいデータしか出さないので注意が必要である。
たとえば
加熱式タバコは紙巻きたばこに比べ有害物質を90%低減する、とタバコ会社は言う。
そこを詳しくみてみると。
1:有害物質が大きく減った、というと 一般の人は
癌や脳卒中などの病気になるリスクが大きく減る、と考えてしまうだろう。
しかし、紙巻きたばこの経験から
本数が減ってもリスクは比例して減るものではない、ということが判明している。
本数(有害物質)が9割減ったとしても、リスクは半分程度にも下がらない。
2:何に比べて減っているのか、詳しい情報をわかりにくくしている。
比較されたものは 日本の紙巻きたばこである。
紙巻タバコというのは、タバコの葉を乾燥させて詰めただけ、のものではない。
薬液につけたり、蒸したりの加工品である。
そこで有害な化学物質、発がん物質がつくことがある。
国によっては、その物質が規制されていたりする(例:カナダ)。
日本は規制がかかっていない。つまりその有害物質の濃度が非常に高い。
その 濃度が非常に高いものと比較して9割減った、と言っているのであって
他国の製品と比べたのであれば9割減という話にはならない。
***
同じ内容の話はすでに指摘されています。
加熱式たばこ「IQOS」有害物質9割減は本当か
自社と第三者の研究結果に見える隔たり
東洋経済 2018年1月10日
https://toyokeizai.net/articles/-/203903?page=2
健康を守るには何が必要なのか?
与えられた情報を うのみにしたのでは、後でシマッタということになります。
子どものころから健康について考えてもらうようにしていかねばなりませんね。
いただきものです。
とてもきれいですね。
★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。
コンサートのお知らせです。
夏の第九Hiroshima
日時:2018年7月12日(木) 18時45分開演(18:00開場)
会場:広島文化学園HBGホール
演奏曲目
【第1部】
モーツァルト:
オーボエ、クラリネット、ホルン、ファゴットと
管弦楽のための協奏交響曲 変ホ長調 K.297b
【第2部】
ベートーヴェン:
交響曲第九番 ニ短調Op.125「合唱付き」
http://music-peace.jp/concert.html
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