新型コロナワクチンは「集団接種」になるかも
昨日は午後から雨でした。
冬の雨は やっぱり寒くて体にこたえます。
貼るカイロを腰に2枚貼りで 往診・訪問診療に出かけましたが
やはりカイロがあると 違いますね。
腰痛が生じませんでしたし、体が楽です。
さて、
新型コロナのワクチンですが。
一番最初に認可され、出てくるであろうと思われるP社のワクチンは
マイナス80℃での保管が必要です。
これはRNAワクチンという 核酸を成分とするワクチンだから、です。
超低温フリーザー とか ディープフリーザー と呼ばれる強力な冷凍庫が必要です。
そこから通常の冷凍庫(マイナス20℃)に移すと 保存可能な日数は3日程度。
さらに冷蔵庫にうつし解凍するのですが、解凍後は6時間程度で使い切らねばなりません。
最低単位1バイアルは 5人用。
という情報になっております。
当院は在宅患者さんが多いものですから、
ディープフリーザーを購入しようか、とも考えたのですが、
信頼できるメーカーの広島営業所ホームページを確認してみると、
すでに全量 国の管理下にあり、
一般向けの販売は6月以降になります、と記載されておりました。
買いたくても買えない状況なんですね。
P社ワクチンについで出てくるであろうA社ワクチンは マイナス80℃保存は不要です。
通常の冷蔵庫で十分、とされています。
そうなりますと
6月頃には ディープフリーザーは もう「不要な電気箱」になっている、という可能性が高そうです。
ということで
当院はディープフリーザーは購入しないことに決めました。
新型コロナワクチンは、いつ誰がどこで誰にどうやって接種するのか。
というのが 大きな問題です。
インフルエンザワクチンと同じような接種でしょ、と思われるかもしれませんが
実はかなり 違うんです。
指定された場所に集合し、集団接種を受ける、というようになるかも しれません。
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