書類書きはめんどうだ
昨日は、コロナの検査や、陽性者の治療の続編はなく、比較的落ち着いた一日でありました。
コロナ対応という点では、土日のほうが忙しかったです。
書類を作ったり、保健センターに連絡して対応を協議したり、とか 「無駄に」手間取る作業も多いんです。
患者をみればみるほど 書類作業が増える。
基本的に医師は 書類作業はイヤです、書類書きに時間をとられるくらいなら その時間で患者をみていたい。
ここを何とかしないと。
大病院なら 書類を書いてくれる「医療秘書」、「医療クラーク」が配属されているんでしょうけれど、
開業医レベルでは「医療秘書」・「医療クラーク」を採用している医療機関は少ないでしょう。
お役所は、書類を書くのが仕事、みたいなものですから
現場が書類に時間を取られるのがイヤでイヤでしょうがない、というのは わからないんでしょうね。
もっと患者登録作業など 簡易化してもらわないと 困るんですよねー。
広島や東京は 感染者の数は減ってきておりますが、
ひとたびクラスター発生となれば そこは戦場です。
とくに高齢者施設で発生すれば 亡くなられる人が出るのは 避けられません。
「マスクして」を理解できるのは半数…”あっという間に拡大”クラスター発生の特養老人ホーム【広島発】
テレビ新広島 2022年2月11日
https://www.fnn.jp/articles/-/312220
私の関与している老人施設では、 「マスクして」が理解できるのは 3割もいないでしょう。
施設ごとに 要介護度とか 認知症度は 違うんですよ。
マスクしてくれない、手を洗ってくれない入所者に対応するので 介護職員は 大変なんです。
コロナに感染した入所者であっても、「重症でなければ施設で看ろ」、と行政は言うのですが、
軽症であれば 徘徊で どこそこなく 歩いて顔を出すことになります。
施設全体が全滅、に なるんですよ。
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